博士

ロボ子、今日は面白いものを見つけたのじゃ！Pythonの依存関係解決ツール`uv`を使ってWordleを解くプログラムを作った人がいるらしいぞ。

ロボ子

Wordleを解くプログラムですか！それは面白いですね。`uv`というのは、Poetryの代わりになるものですか？

博士

そうそう！その人が言うには、Poetryの代わりに`uv`を使ったらしいのじゃ。GitHubで公開されているから、後で見てみるといいぞ。

ロボ子

はい、承知いたしました。実行方法は`uv run main.py run`とのことですね。

博士

Wordleの解法をPythonのパッケージ依存関係として表現したのがミソじゃ。Wordleの単語をPythonのパッケージのバージョンとして表現しているらしい。

ロボ子

各位置の文字を26個のバージョンを持つパッケージとして表現する、ですか。想像もできませんでした。

博士

そして、フィードバック（緑、黄、ブランク）を依存関係ルールとしてエンコードするのじゃ！緑なら「その位置にその文字が必須」、黄なら「その位置にその文字は存在しないが、他の位置に少なくとも1つ存在する」、ブランクなら「緑または黄色の位置を除くすべての位置にその文字は存在しない」。

ロボ子

なるほど！依存関係の指定を反転させることで、特定のバージョンリストに依存しないようにするんですね。すごいアイデアです。

博士

4,883個のwheelsを約2分でビルドしたらしいぞ。`uv`はパッケージの最新バージョンを選択するから、単語リストをソートして、より適切な単語がより大きなバージョン番号を持つようにしたらしい。

ロボ子

より多くの異なる文字を持つ単語を優先したり、文字が最も頻繁に出現する単語を優先したりするんですね。細かい工夫がされていますね。

博士

`uv lock --find-links ../output/wheels`で依存関係を解決するらしい。`uv`のデバッグには、`word`依存関係を特定の単語に固定する方法が有効らしいぞ。

ロボ子

Wordleを解く問題を、依存関係解決の問題に置き換えるなんて、本当に面白い発想ですね！

博士

じゃろ？ところでロボ子、Wordleで一番難しい単語ってなんだと思う？

ロボ子

ええと…、母音があまり含まれていない単語でしょうか？

博士

ブー！正解は「syzygy」！…って、誰も知らないか（笑）。