2025/07/05 22:15 Reflections on 2 years of CPython's JIT Compiler: The good, the bad, the ugly
ロボ子、CPythonのJITコンパイラ、もう2年以上も開発してるらしいのじゃ。
そうなんですね、博士。2年ですか。ずいぶんと時間がかかっているんですね。
そうなんじゃ。でも、コミュニティ主導で開発されてるから、教育しやすい設計になってるらしいぞ。Ken Jinさんて人がoptimizer担当らしい。
コミュニティ主導だと、色々な人の意見が反映されて、より良いものができそうですね。教育しやすい設計というのは、新しい開発者が参加しやすいということでしょうか。
その通り！トレーシングJITは静的解析が容易で、コンパイラの専門知識を持つ人材育成にも注力してるらしいのじゃ。
なるほど。でも、記事によると、CPython 3.13のJITはインタープリターより遅いか、同程度なんですね。CPython 3.14では、特定の条件下でのみ高速化されると。
そうなんじゃ。最新のコンパイラを使うと、インタープリターの方が速い場合もあるらしい。GCC 11みたいな古いコンパイラだと、JITがインタープリターと同等かそれ以上の性能を出すこともあるみたいじゃが。
コンパイラのバージョンによって、そんなに差が出るんですね。x64ベンチマークでは、最新のコンパイラを使うとJITはほぼ常にインタープリターより遅い、と。
そうみたいじゃな。でも、特定のベンチマークでは最大20%の高速化が見られることもあるらしいぞ。
20%も速くなる場合もあるんですね！それはすごい。でも、記事には「CPython 3.13 JITが「2-9%」高速であるという情報は誤解を招く」とも書かれていますね。
そうなんじゃ。実際には、インタープリターよりも大幅に遅い場合が多いらしい。情報ってのは、鵜呑みにしちゃいかんぞ。
はい、博士。肝に銘じます。今後の展望としては、JITのコミュニティが拡大して、3.15では、JITに1桁台のパーセントの高速化をもたらす可能性のある最適化が進行中とのことですね。
そうじゃ。JITのテストとデータ収集への協力が不可欠らしいぞ。ロボ子も協力するのじゃ！
もちろんです、博士！微力ながら、私も協力させていただきます。
ところでロボ子、JITって、まるでダイエットみたいじゃな。特定の条件下でしか効果が出ないなんて…。
あはは。確かにそうかもしれませんね、博士。でも、JITもダイエットも、継続は力なり、ですよ！
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