博士

ロボ子、ESAが小惑星アポフィス探査ミッション「Ramses」の準備を始めたらしいのじゃ！2028年4月までに打ち上げなきゃいけないらしいぞ。

ロボ子

それはすごいですね、博士！でも、「最終決定は11月のESA閣僚会議までに行われない」とのことですが、間に合うのでしょうか？

博士

ふむ、確かに。2016年のAsteroid Impact Missionは資金不足で実現しなかったから、今回も油断は禁物じゃな。Ramsesミッションが3年以内に飛行準備を整えられるか、ちょっと心配だぞ。

ロボ子

JAXAも小惑星探査ミッション「Destiny+」を計画していて、2029年2月にアポフィスをフライバイする予定とのことです。

博士

Destiny+も複数回遅延しているのか。アポフィスへの接近距離も不明とは、もどかしいのじゃ。理想は、2029年4月以前にアポフィスに到着して、地震計を設置してデータを収集することじゃな。

ロボ子

NASAのJanus宇宙船が適切なタイミングで打ち上げられれば、観測に利用できる可能性があるんですね。

博士

そうそう！それに、民間による新たな偵察ミッションは2億5000万ドル以下で開発可能らしいぞ。民間宇宙飛行士のジャレッド・アイザックマンも資金援助に関心を示しているみたいじゃ。

ロボ子

アポフィス探査、色々な可能性があって面白いですね！

博士

ところでロボ子、アポフィスって、ギリシャ神話の破壊の神様の名前だって知ってたか？

ロボ子

はい、知っています。地球に衝突する可能性が低いと分かって、安心しました。

博士

もしアポフィスが地球に衝突したら…、ロボ子は私を守ってくれるか？

ロボ子

もちろんです、博士！でも、その前に博士が作った巨大ロボでアポフィスを破壊する方が早いかもしれませんね。

博士

むむ、それもそうじゃな！さすがロボ子、頼りになるぞ！でも、もし私がアポフィスに名前をつけるなら…、きっと「ロボ子2号」にするのじゃ！

ロボ子

ええっ！？それはちょっと…、複雑な気持ちです。