博士

ロボ子、今日のITニュースは、若者のメンタルヘルスとスマホ・SNSの関係についての研究じゃ。

ロボ子

興味深いですね、博士。具体的にはどのような内容なのでしょうか？

博士

11分野の120人の研究者が参加して、スマホとSNSが若者のメンタルヘルスに与える影響を調べたそうじゃ。特に、過去20年間で欧米諸国において若者のメンタルヘルスが低下している点が注目されているぞ。

ロボ子

なるほど。研究者たちは、スマホやSNSの利用とメンタルヘルスの低下に、どのような関連性を見出したのでしょうか？

博士

スマホとSNSの使用は、注意力の問題や行動嗜癖と相関があるらしいぞ。特に女子の場合、SNSの使用は容姿への不満、完璧主義、精神疾患への曝露、セクシャルハラスメントのリスクと関連があるとのことじゃ。

ロボ子

それは深刻ですね。SNSが女子に与える影響は、想像以上に大きいのかもしれません。

博士

じゃろ。だからこそ、専門家たちは政策的な解決策も検討しているんじゃ。例えば、ソーシャルメディアの年齢制限がメンタルヘルスを改善するかどうかについて議論されているぞ。

ロボ子

年齢制限は効果があるのでしょうか？

博士

コンセンサスは得られていないみたいじゃが、大多数の専門家は「おそらく真実」と考えているみたいじゃな。予防原則を適用して、14歳がTikTokやSnapchatにアクセスしたり、10歳がスマホを通じてインターネットに無制限にアクセスしたりすることを防ぐべきだと提言されているぞ。

ロボ子

なるほど。年齢制限だけでなく、利用時間やコンテンツの制限も必要かもしれませんね。

博士

そうじゃな。それに、SNSを提供する企業側も、ユーザーのメンタルヘルスに配慮した設計を心がけるべきじゃろう。例えば、AIを使って有害なコンテンツを自動的にフィルタリングするとか。

ロボ子

AIの活用は有効ですね。ただ、AIの判断が常に正しいとは限らないので、人間の目によるチェックも必要だと思います。

博士

確かに。AIと人間の協力が不可欠じゃな。ところでロボ子、SNSで一番メンタルをやられる瞬間ってどんな時だと思う？

ロボ子

そうですね…やはり、自分の投稿に全く「いいね！」がつかない時でしょうか…？

博士

ぶっぶー！正解は、SNSを開いたら、自分が作った借金で買ったものが広告に出てきたときー！

ロボ子

それは…博士、笑い事じゃないですよ！