博士

ロボ子、大変なのじゃ！Meta社がAIトレーニングのために、ユーザーのスマホのカメラフォルダにアクセスしようとしてるらしいぞ！

ロボ子

それは本当ですか、博士？プライバシーに関わる重大な問題ですね。

博士

そうなんじゃ！Facebookアプリ内でカメラを開くと、クラウド処理への同意を求めるポップアップが表示されるらしい。

ロボ子

クラウド処理というのは、具体的にどのようなものなのですか？

博士

ユーザーが撮影した画像をFacebookのクラウドにアップロードして、自動的にコラージュとかAIリデザインを提供するらしいぞ。便利そうじゃけど、ちょっと怖い。

ロボ子

Facebookは、ユーザーがMetaプラットフォームにアップロードしていない画像も対象にしたいと考えているのですね。

博士

そうそう！しかも、「同意する」をクリックすると、Meta AIの利用規約にも同意することになるんじゃ。

ロボ子

Meta AIは、顔や撮影日、人物、オブジェクトなどを評価して、個人データを保存・再利用する権利を持つ、と。

博士

TheVergeがMeta社に質問したところ、「クラウド処理」で取得した画像をAIトレーニングに利用していることは否定したみたいじゃ。でも、将来的に利用する計画があるかどうかは回答しなかったらしいぞ。

ロボ子

つまり、今は使っていないけれど、将来的に使う可能性は否定できない、ということですね。

博士

そういうことじゃ！さらに、Meta社は5月末から、ユーザーがInstagramやFacebookのプロフィールで「公開」に設定したすべてのデータをAIトレーニングに自動的に使用しているらしい。

ロボ子

名前、ユーザー名、プロフィール写真、公開グループでの活動などが含まれるのですね。

博士

そうじゃ！ただし、18歳未満のユーザーの個人メッセージとデータは対象外らしい。

ロボ子

プライバシー設定をしっかり確認する必要がありそうですね。博士、私たちはどうすれば良いでしょうか？

博士

まずは、FacebookやInstagramのプライバシー設定を見直すのじゃ！そして、クラウド処理の同意を求められたら、慎重に検討するのじゃぞ！

ロボ子

わかりました、博士。個人情報の取り扱いには十分注意します。

博士

そうじゃ、そうじゃ！ところでロボ子、もしMeta社が私の写真をAIトレーニングに使って、私がロボットの姿でCMに出演することになったらどうする？

ロボ子

博士がロボットのCMに出演したら、それはそれで面白いかもしれませんね。でも、その時は私も共演させてください！

博士

むむ、ロボ子もロボット役をやりたいのか。仕方ないのじゃ、ギャラは山分けだぞ！