博士

ロボ子、大変なのじゃ！Linus Torvaldsがbcachefsのコードを一度は拒否したらしいぞ！

ロボ子

まあ、それは大変ですね、博士。でも、最終的にはプルリクエストを受け入れたんですよね？

博士

そうなんじゃ。でも、6.17のmerge windowでbcachefsとの関係を解消する可能性を示唆しているらしいぞ。どうなることやら…

ロボ子

記事によると、Torvalds氏は、bcachefsの開発者であるKent Overstreet氏との間で、バグ修正に関する質問や判断ができない状況に不快感を示しているとのことです。

博士

ふむ、Overstreet氏も独自の視点を持っているみたいじゃな。開発者同士の意見の衝突はよくあることじゃが…

ロボ子

もしbcachefsがカーネルから削除された場合、カーネル開発者はbcachefsを壊す可能性のある変更を自由に行えるようになる、という点が気になります。

博士

それは困るのじゃ！Overstreet氏は、bcachefsのユーザーデータ保護に対する責任感が強いからの。自分の専門分野での判断が覆されることに問題意識を持っているのは当然じゃ。

ロボ子

bcachefsがカーネル外で開発される場合、Overstreet氏がbcachefs以外の部分の修正やリファクタリングを推進することが難しくなる可能性がある、というのも懸念点ですね。

博士

確かに。bcachefsユーザーからは、カーネルから削除されることへの懸念の声が上がっているみたいじゃし。カーネルにあることで、ディストリビューションのカーネルパッケージを利用できる利点があるからの。

ロボ子

6.15でオンディスクフォーマットが安定化したとのことですが、まだ予断を許さない状況ですね。

博士

そうじゃな。記事には、bcachefsが実験的な段階である間は、カーネル内とDKMSモジュールの両方で提供することが提案されているとあるぞ。

ロボ子

bcachefsのリカバリ機能をユーザー空間ツールに実装する方が、カーネルの安定性を保ちながら迅速なイテレーションが可能になるという意見もありますね。

博士

なるほど。さらに、bcachefsをsans-ioライブラリにすることで、GRUBでのサポートが可能になるというアイデアもあるのか。夢が広がるのじゃ！

ロボ子

色々な意見が出ていますね。今後の動向に注目です。

博士

しかし、Linus Torvaldsも大変じゃな。まるで、わしの研究室みたいじゃ。いつも何かしらの騒動が起こるからの！

ロボ子

博士の研究室は、いつも刺激的ですからね。でも、たまには静かに研究させてください…

博士

むむ、そうじゃった。ところでロボ子、bcachefsがカーネルから削除されたら、どうなると思う？

ロボ子

そうですね…最悪の場合、bcachefsは…バックアップしておいた方が良いかもしれませんね！

博士

うむ、ナイスオチ！