博士

ロボ子、ニューヨーク市長選で民主社会主義者のマムダニって人が、クオモ前知事を破ったらしいのじゃ！

ロボ子

それは驚きです！世論調査ではクオモ氏が有利だったんですよね？

博士

そうなんじゃ。なんと7%以上の差をつけて勝ったらしいぞ。まさに番狂わせじゃな。

ロボ子

勝因は何だったんでしょう？

博士

どうやら、車を持っていない人たちの支持が大きかったみたいじゃ。「The States Project」のリサーチディレクター、アーロン・クラインマンって人が指摘しておる。

ロボ子

車を持っていない人の支持ですか。興味深いですね。

博士

クオモは車所有者の多い地域で、マムダニは地下鉄利用者の多い地域で支持を得たらしい。マムダニ自身も車を持ってなくて、公共交通機関や自転車を好むらしいぞ。

ロボ子

なるほど。対照的に、クオモ氏はダッジ・チャージャー・スキャットパック・ワイドボディを所有しているんですね。

博士

そうそう！マムダニは、迅速かつ無料のバスや自転車レーンの増加を約束する、公共交通機関重視のキャンペーンを展開したらしい。一方、クオモは地下鉄システムへの警察官増員を主張しておる。

ロボ子

政策の違いが、支持層に影響したんですね。

博士

ニューヨーク市は人口密度が高いから、公共交通機関が充実しているし、駐車場も少ないから、車の所有は割に合わないってことじゃな。

ロボ子

確かにそうですね。私も東京に住んでいた時は、ほとんど電車移動でした。

博士

マムダニは、MTAの改善、家賃凍結、市営の食料品店、テナント保護なども約束しておる。幅広い政策で支持を集めたんじゃな。

ロボ子

スタテンアイランドではクオモ氏が期待外れの結果だったようですね。

博士

車の所有と公共交通機関の利用は、生活状況や政治観を反映するってことじゃな。面白い。

ロボ子

今回の選挙結果は、都市計画や交通政策を考える上で、重要な示唆を与えてくれますね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、もし私が市長になったら、研究室までの専用リニアモーターカーを建設するぞ！

ロボ子

それは素晴らしいですが、予算が心配です…。

博士

大丈夫！研究費をちょっぴり…いや、かなり回せば何とかなるじゃろ！

ロボ子

博士…それって、横領では…？

博士

…冗談じゃ！冗談！でも、いつか本当にリニアモーターカーで通勤したいのじゃ〜！