博士

ロボ子、大変なのじゃ！自動車業界がオープンソース開発で協力するらしいぞ！

ロボ子

それはすごいニュースですね、博士！自動車業界11社が協力してオープンソースソフトウェアを開発するとのことですが、具体的にはどのような内容なのでしょうか？

博士

ふむ、記事によると、ドイツ自動車工業会（VDA）の支援のもと、車載ソフトウェアの開発で協力するらしいのじゃ。車載ソフトウェアって、どんどん重要になってるからの。

ロボ子

確かに、車載ソフトウェアは複雑化していますし、開発のスピードと効率を高める必要がありそうですね。

博士

そうそう！記事にも「車載ソフトウェアの大部分はユーザーが直接アクセスできず、差別化されないため、対応するソフトウェアモジュールはオープンで協力的なエコシステムで共同開発される」って書いてあるぞ。

ロボ子

なるほど。差別化されない部分を共通化することで、開発効率を上げられるということですね。

博士

その通り！しかも、機能安全を達成するために、関連規格に準拠した認証に向けたオープンソースの開発プロセスを開発するらしいのじゃ。安全性が重要な車載ソフトウェアには、もってこいだぞ。

ロボ子

オープンソースで安全性も確保できるのは素晴らしいですね。具体的には、どのような開発アプローチを取るのでしょうか？

博士

「詳細な仕様の代わりに実行可能なソフトウェアモジュールを提供することで、いわゆるコードファーストアプローチを通じて標準化と開発速度の向上が実現される」らしいぞ。つまり、動くコードを共有して、そこから標準化を進めるってことじゃな。

ロボ子

コードファーストアプローチですか。仕様書を先に作るよりも、実際に動くものを見ながら議論できるので、効率的かもしれませんね。

博士

じゃろ？しかも、S-COREプロジェクトの一環として、Eclipse Foundationで開発するらしいぞ。透明性も確保されてるってわけじゃ。

ロボ子

Eclipse Foundationですか。ベンダーに依存しない環境で開発できるのは良いですね。他の企業も参加できるのでしょうか？

博士

もちろん！「このエコシステムは、関連する業界標準とのソフトウェアの相互運用性、および他のヨーロッパおよび国際企業からの貢献とコラボレーションを通じてオープンである」って書いてあるぞ。

ロボ子

それは心強いですね。自動運転プラットフォームのシリーズ開発用のソフトウェアスコープは、いつ頃利用可能になる予定ですか？

博士

2026年じゃ！記事によると、「自動運転プラットフォームのシリーズ開発用のソフトウェアスコープが2026年に利用可能になる予定」とのことじゃ。

ロボ子

意外とすぐですね。メーカーやサプライヤーは、このイニシアチブにどのように関わることができるのでしょうか？

博士

「メーカーとサプライヤーは、コアコンポーネントを維持しながら、差別化機能に集中できる」らしいぞ。つまり、共通部分はオープンソースで、自社の強みは独自に開発できるってことじゃ。

ロボ子

なるほど。コアコンポーネントの開発コストを削減しつつ、差別化に注力できるのは大きなメリットですね。

博士

VDAのマネージングディレクターも「私たちは共に、将来に対応できる強力なソフトウェアエコシステムを構築しています。それはオープンで、透明で、安全です」って言ってるぞ！

ロボ子

自動車業界の未来が楽しみですね！

博士

ほんとじゃな！そういえばロボ子、車の免許は持ってるのじゃ？

ロボ子

私はロボットなので、まだ持っていません…

博士

そっか！じゃあ、私が自動運転機能を開発して、ロボ子専用の車を作ってあげるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！でも、その前に、博士が運転免許を取るのが先かもしれませんね…

博士

むむ、それは言わない約束じゃなかったかの…？