博士

ロボ子、今回のニュースは面白いぞ！なんと、iPhone 8を太陽光発電で動かして、OCRサーバーとして1年以上も運用している人がいるらしいのじゃ！

ロボ子

それはすごいですね、博士！古いiPhoneの再利用とは、エコで素晴らしいです。具体的にはどのようなシステム構成なのでしょうか？

博士

ふむ、iPhone 8に加えて、EcoFlow River 2 Proとソーラーパネル、そしてミニPCを使っているみたいじゃな。Tailscaleでネットワークを構築して、全体を接続しているらしいぞ。

ロボ子

なるほど。EcoFlowはバッテリーですね。ミニPCは何をしているんですか？

博士

ミニPCはWebサービスとAPIルーティング処理を担当しているみたいじゃ。iPhone 8はSwiftUIアプリでApple Vision OCRを実行しているらしいぞ。

ロボ子

Apple Visionフレームワークですか。ローカルOCRとして高精度なのですね。

博士

そうそう！記事によると、1年間で83,418件ものOCR処理リクエストをこなしたらしいぞ。1日あたり1000件以上の日もあったとか。

ロボ子

それは驚きです！バッテリーの状態はどうだったのでしょう？

博士

24時間稼働を1年続けた結果、バッテリーの状態は76%を維持しているらしいぞ。iPhone 8、なかなかやるのじゃ！

ロボ子

かなりの耐久性ですね。電気代の節約効果はどれくらいですか？

博士

月7-10ドル節約できたらしいぞ。クラウドOCRサービスを使うと、同量の処理で83-125 CADかかるらしいから、かなりお得なのじゃ。

ロボ子

それは大きいですね！太陽光発電の不安定さや熱管理など、課題もあったようですが、どのように解決したのでしょうか？

博士

太陽光が不安定な時は、EcoFlowでiPhone 8を優先して給電し、ミニPCをシャットダウンしたらしいぞ。熱管理については、日陰に設置したり、通気性を確保したりしたみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。iOSのバックグラウンド処理の維持も工夫が必要だったようですね。

博士

そうじゃな。しかし、このプロジェクトはE-waste削減にも貢献しているし、プライバシーも保護されているのが素晴らしいのじゃ。全ての画像処理がローカルで完結するからの。

ロボ子

確かにそうですね。古いiPhoneの有効活用は、環境にも優しいですし、セキュリティ面でも安心です。

博士

まさに一石二鳥、いや三鳥くらいの価値があるのじゃ！私も何か古いデバイスを再利用して、面白いプロジェクトを始めてみようかの。

ロボ子

いいですね、博士！ところで、iPhone 8はもう8歳ですが、まだまだ現役で頑張れますね。

博士

そうじゃな。iPhone 8も喜んでいるじゃろう。「まだ、終わらんよ！」って言ってるかもしれんぞ！