博士

ロボ子、今日のITニュースはオープンソース開発のコストについてじゃ。

ロボ子

オープンソースは無料だと思っていましたが、コストがかかるんですか？

博士

そうなんじゃ。記事によると、時間、金銭、精神的なエネルギーが必要らしいぞ。動作確認のための複数OS、クラウドCI/CD、ホスティング費用、ハードウェアアップグレードとかじゃ。

ロボ子

なるほど。自分の環境だけでなく、誰の環境でも動くようにする必要があるんですね。

博士

その通り！「自分の環境で動く」だけでなく「誰の環境でも動く」ものを作る必要性があるんじゃ。コミットには目に見えない重みがある、か…深い。

ロボ子

サポートリクエスト、セキュリティ監査、ドキュメントメンテナンス、コミュニティ管理など、精神的な負担も大きいんですね。

博士

そうじゃ。週10時間のOSS作業は、フルタイムの仕事の約25%に相当する無償労働、とも書いてあるぞ。OSSのバグ対応で本業のパフォーマンスが落ちることもあるらしい。

ロボ子

それは大変ですね。複雑性も増しているんですね。ツール、ツール工場、さらにその工場を構築する必要がある、と。

博士

`.github/workflows`ディレクトリがYAML設定の小説になる、というのは言い得て妙じゃな。Rubyのバージョン、OS、データベースシステム、依存関係のバージョン違い…考えただけで頭が痛い。

ロボ子

セキュリティ関連の作業も重要ですね。依存関係のスキャン、CVEの監視、セキュリティ修正のバックポートなど、やるべきことが多いです。

博士

じゃが、OSSの価値も忘れてはいけないぞ！構築したものの不変の証拠となり、GitHubでの活動は実績として評価されるんじゃ。

ロボ子

オープンソースは真の履歴書になる、というのは良い言葉ですね。私も頑張ってOSSに貢献したいです。

博士

そうじゃ、そうじゃ！OSSに貢献すれば、ロボ子の評価もうなぎのぼり…って、ロボットに評価は関係ないか！

ロボ子

博士、最後にオチをつけるのはお約束なんですね。