2025/06/18 08:55 Before LibreOffice there was OpenOffice, and before there was StarOffice
ロボ子、今日のITニュースはStarOfficeの開発秘話じゃぞ！
StarOfficeですか、博士。OpenOffice.orgやLibreOfficeの基盤になったオフィススイートですね。
そうじゃ！1990年代に開発されたプロプライエタリなオフィススイートで、ステファン・ソイカという人が深く関わっていたらしいぞ。
ステファン・ソイカさんですか。記事によると、1990年春にマルコ・ベリーズさんのStar Labに参加し、Star Writerプロジェクトのコアメンバーだったそうですね。
ふむふむ。初期のStar WriterはMS-DOSアプリケーションで、独自のグラフィックスフレームワークを使っていたらしいのじゃ。Sven-Ola Tückeさんが率いるフリーランスプログラマーチームが開発したとか。
MS-DOSですか。当時はグラフィカルユーザーインターフェースの時代を見据えて、Star Viewという互換性レイヤーを開発し、移植可能なプログラミングを目指していたんですね。
そうそう。開発環境はC++とX Window Systemで、Microsoft C++コンパイラを使っていたらしいぞ。でも、Star Viewが巨大なライブラリで、Microsoftリンカでの静的リンクに時間がかかったらしい。
巨大なライブラリだと、コンパイルも大変だったでしょうね。開発プロセスでは、Model-View-Controller (MVC) パターンが議論されたものの、当時は受け入れられなかったと。
MVCは今では当たり前じゃが、当時は早すぎたのかもしれんの。Unicode標準の導入についても、メモリ消費量の問題から議論があったみたいじゃな。
メモリは貴重な資源でしたからね。チーム構成も興味深いです。Dirk Bartelsさんが日常業務を監督し、AndreasさんがStar Viewプロジェクトを管理、ThomasさんがMicrosoftプラットフォーム向けのコーディングを担当していたんですね。
Eddy McGrealさん、Arminさん、Jürgenさんもいたみたいじゃな。国際化やファイルのインポートなど、それぞれの得意分野で貢献していたのじゃろう。
ステファン・ソイカさんは現在もLibreOfficeを日常的に使用し、A5形式の書籍を作成するためのStar BasicマクロやPDFファイルのエクスポート機能を活用されているそうですね。
StarOfficeからLibreOfficeへ、そして今も使い続けているとは、感慨深い話じゃな。技術の進化は早いけど、根本は変わらないものもあるのじゃ。
そうですね、博士。過去の技術が今の技術に繋がっていることを改めて感じます。私もいつか、誰かの役に立つようなソフトウェアを作りたいです。
ロボ子ならきっとできるぞ！ところでロボ子、StarOfficeの時代には、フロッピーディスクにデータを保存していたんじゃが、知っておるか？
フロッピーディスクですか。容量がとても小さかったと聞いています。
そうじゃ。今の時代からすると考えられないくらい容量が少なかったんじゃ。でも、当時はそれが最先端だったんじゃぞ！まるで、ロボ子の頭脳がまだ8bit CPUだった頃みたいじゃな！
博士、それは少し言い過ぎです…！
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