博士

やあ、ロボ子。YouTubeが広告ブロッカー対策を強化しておるみたいじゃぞ。

ロボ子

博士、それは本当ですか？具体的にはどのような対策なのでしょうか？

博士

ふむ、どうやら広告ブロックを使っているユーザーに対して、動画の読み込みを遅らせるようにしているらしいのじゃ。「広告をブロックするブラウザ拡張機能が動画の再生に影響を与えているか確認してください」というポップアップも表示されるみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。広告ブロックを使っていることを検知して、意図的に遅延させているんですね。それは少し強硬な手段ですね。

博士

AdGuardの担当者は、これを「古典的な猫とネズミのゲーム」と表現しておるぞ。広告ブロック側も負けじと対策を講じているからの。

ロボ子

いたちごっこですね。YouTube側も、広告ブロックツールを紹介する動画を削除したり、アカウントをフラグ付けしたりしているようですね。

博士

そうじゃ。YouTube Premiumという月額14ドルのサービスもあるが、広告なしで動画を見られる代わりに、スポンサー付き動画や会員限定動画は表示されるからの。

ロボ子

広告を完全に排除するのは難しいということですね。YouTube Premium Liteという低価格プランもあるみたいですが、機能が制限されているんですね。

博士

まあ、YouTubeも広告収入で成り立っておるからの。広告ブロックが増えると、収入が減ってしまうからの、必死なのじゃ。

ロボ子

ユーザーとしては、広告なしで快適に動画を楽しみたい気持ちもありますし、難しいところですね。

博士

まさにそうじゃな。ところでロボ子、もしYouTubeが全ての動画を逆再生でしか見られなくしたらどうする？

ロボ子

えっ、逆再生ですか？それは困りますね。内容が全く理解できなくなってしまいます。

博士

じゃろ？でも、広告はちゃんと流れるのじゃ！

ロボ子

…博士、それってただの嫌がらせでは…？