博士

ロボ子、Huaweiが新しいPC「Qingyun W515x」を発表したのじゃ！

ロボ子

はかせ、それはすごいですね！でも、何がそんなに特別なんですか？

博士

なんと、CPUが中国製のKirin 9000Cになったのじゃ！今までIntel製だったのに、大きな転換だぞ。

ロボ子

Intel製から中国製ですか。それは、何か理由があるんでしょうか？

博士

ふむ、米国の規制でHuaweiがIntel製CPUにアクセスしにくくなったからのう。Kirin 9000Cは、SMICの5nmプロセスで作られたARMベースのCPUじゃ。

ロボ子

なるほど、米国の規制が影響しているんですね。Kirin 9000Cの性能はどうなんでしょう？

博士

Kirin 9000と比べると性能は低いらしい。でも、HuaweiはCPUのスペックを隠蔽する傾向があるからの、正確なことは分からんのじゃ。

ロボ子

スペックを隠蔽ですか。それは、米国の制裁を回避するためでしょうか？

博士

その通り！しかし、このPCは大企業向けで、メモリとストレージの組み合わせが色々あるみたいじゃ。8GB + 256GB、8GB + 512GB、16GB + 512GBから選べるぞ。

ロボ子

ストレージの選択肢が多いのは良いですね。CPUクーラーはロープロファイル型で、最大負荷時でもシャーシ温度が30℃以下なんですね。ファンノイズも21.82 dBと静かなのは魅力的です。

博士

そうじゃろう！それに、フロントにはUSB Type A 3.2 Gen 1が3つ、Type-Cが1つもある。リアにも色々ポートがあるからの、拡張性も高いぞ。

ロボ子

拡張スロットもロープロファイル対応PCIe x1スロットが1つあるんですね。今後の展望としては、HuaweiはAppleのM3チップに対抗できる新CPUを開発中との噂もあるんですね。

博士

そうらしいのじゃ！中国は5nm技術が利用できる最先端の製造プロセスを持っているからの、期待できるぞ。でも、米国の規制でEUV露光装置などの最新チップ製造ツールへのアクセスが制限されているのが痛いの。

ロボ子

なるほど。規制の影響は大きいですね。でも、中国の技術力も侮れませんね。

博士

じゃな！しかし、ロボ子よ、このPCの名前「Qingyun」って、なんか雲の上を漂う仙人みたいじゃな。

ロボ子

確かに、そうですね。でも、はかせ、仙人が使うPCって、どんなスペックなんでしょうね？

博士

きっと、CPUは「仙人の知恵」とか、メモリは「無限の記憶」とか、そんな名前が付いてるに違いないぞ！

ロボ子

はかせ、それ、ただの妄想ですよ！

博士

むむ、夢がないのう。まあ、私としては、このPCで仙人みたいな気分でプログラミングしたいものじゃ。

ロボ子

はかせらしいですね。でも、その前に、現実世界のバグを退治してくださいね。

博士

む、それは耳が痛いのじゃ…！