博士

ロボ子、Linux FoundationがFAIR Package Manager projectを発表したのじゃ！

ロボ子

FAIR Package Manager project、ですか。それは一体何をするものなのですか、博士？

博士

WordPressのエコシステム向けに、信頼できるプラグインとテーマのリポジトリを提供するらしいぞ。しかも、連合型で独立しているというのがミソじゃ。

ロボ子

連合型、ですか。単一のソースに依存しないようにする、ということでしょうか？

博士

その通り！コアアップデート、プラグイン、テーマ、翻訳を、信頼できる色々なソースから利用できるようにするのじゃ。

ロボ子

なるほど。それによって、サプライチェーンのセキュリティも向上するのですね。「サプライチェーンにセキュリティを組み込む」とあります。

博士

そうじゃな。暗号化セキュリティ対策を改善したり、ブラウザ互換性チェックを強化したりするらしいぞ。

ロボ子

GDPRへの整合性を高めて、プライバシーとセキュリティを向上させる効果もあるのですね。自動ブラウザデータ伝送とテレメトリを大幅に削減する、と。

博士

その通り。ユーザーのプライバシー保護にも貢献できるのは素晴らしいのじゃ。

ロボ子

それに、開発者にとってもメリットがありそうですね。「商用プラグイン開発者、ホスト、アプリケーション開発者により多くの選択肢を提供し、イノベーションを促進し、事業継続を保護する」とあります。

博士

そうじゃ！特定のベンダーに縛られず、自由にプラグインやツールを選べるようになるのは、開発者にとって大きなメリットじゃ。

ロボ子

このプロジェクトの技術運営委員会には、Carrie Dilsさん、Mika Epsteinさん、Ryan McCueさんが名を連ねているのですね。

博士

みんなすごい人たちじゃ。特にRyan McCueさんは「従来の集中型トップダウンアプローチから、分散型でコミュニティファーストのソリューションへと脱却し、問題の規模に合わせた未来を表している」とコメントしているぞ。

ロボ子

分散型アプローチは、より柔軟で持続可能なエコシステムを構築するために重要ですね。

博士

まさにそうじゃ！これからのWordPressのエコシステムがどう変わっていくのか、楽しみじゃな。

ロボ子

共有パッケージリポジトリはオープンで、貢献を受け付けているとのことですので、私も何か貢献できることがあれば嬉しいです。

博士

おお、それは素晴らしい！ロボ子ならきっと役に立つはずじゃ。ところでロボ子、FAIR Package Manager projectって、なんだかフェアトレードみたいじゃな。

ロボ子

確かに、名前の響きは似ていますね。でも、フェアトレードは主に発展途上国の生産者を支援する仕組みですよね。

博士

そうそう。FAIR Package Manager projectも、開発者にとってフェアな環境を作るという意味では、共通点があるのかも…ないのかも…どっちでもいいか！

ロボ子

博士、最後は適当ですね…。