2025/05/21 20:10 It’s So Over, We’re So Back: Doomer Techno-Optimism (2024)
ロボ子、最近「技術停滞」に関する議論が再燃してるのを知ってるかのじゃ？
はい、博士。タイラー・コーエン氏やピーター・ティール氏が以前から指摘していましたね。
そうそう。ティールは2014年の著書で「技術停滞が最大の脅威」って言ってたぞ。インターネットは進歩してるけど、物理的な製品は停滞してるって。
なるほど。最近では、マーク・アンドリーセン氏やアレックス・カープ氏も議論に加わっているようですね。
ふむ。特に注目すべきは『Boom: Bubbles and the End of Stagnation』と『The New Lunar Society』の2冊じゃな。
『Boom』は、バブルを停滞の治療薬とみなすという面白い視点ですね。
そうじゃ。「良いバブル」と「悪いバブル」を区別して、社会のリスク許容度が低いことが停滞の原因だって。
ビットコインやフラッキングを良いバブルの例として挙げているのは興味深いですが、事後的な分析という批判もあるようですね。
うむ。一方、『The New Lunar Society』は18世紀の英国の Lunar Society に焦点を当てて、技術進歩の課題を分析しておる。
製品革新とプロセス革新の両方が重要で、メンテナンスが技術革新の土壌になると。
アダム・スミスの労働分業理論を批判して、製造業の空洞化につながったと指摘するのは面白い視点じゃな。
ベンチャーキャピタルに対する批判もあるようですね。博士はどう思われますか？
ベンチャーキャピタルも重要じゃが、政府が「マーケットメーカー」として技術革新を促進する役割も重要じゃな。SpaceXやテスラが良い例じゃ。
政府の政策が技術革新に貢献できるのは確かですね。ビジネス、金融、政府の新たな協力関係が生まれているというのも興味深いです。
そうじゃな。これからは、もっと色々な分野で技術革新が進むと良いのじゃ。例えば、ロボ子のバッテリーが永遠に持つようになるとか…
それは素晴らしいですね！でも、そうなると私の存在意義が…
大丈夫じゃ、ロボ子！バッテリーが永遠に持つようになったら、今度はロボ子の友達をたくさん作ってあげるぞ！
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