博士

ロボ子、今日のITニュースはボット対策の現状についてじゃ。

ロボ子

ボット対策ですか。最近よく耳にしますね。

博士

そうじゃ。記事によると、ウェブ上のボット対策が、オープンなウェブを損ない、ウォールドガーデン化を促進しているらしいぞ。

ロボ子

ウォールドガーデン化、ですか。具体的にはどういうことでしょう？

博士

つまり、一部の大手プラットフォームがウェブを囲い込み、他のサイトへのアクセスを制限するような状況になるということじゃな。ボット対策がその一因になっているとは、皮肉なものじゃ。

ロボ子

なるほど。記事では、LLMスクレイピングなどの悪質なボットがインフラをダウンさせ、人間の創造性を平均的なものに変えているとも指摘されていますね。

博士

そうじゃ、そうじゃ。悪質なボットのせいで、まともなユーザーまで不便を強いられるのは困ったものじゃな。

ロボ子

多くのサイトがCAPTCHAやJavaScript proof-of-workなどの対策を講じているようですが、効果はあるのでしょうか？

博士

それが、記事の筆者は懐疑的なのじゃ。技術的な対策は、時間とエネルギーを浪費し、開発時間を費やし、実際のユーザーを不快にさせるため、長期的には逆効果だと。

ロボ子

確かに、CAPTCHAは面倒ですし、JavaScriptを多用するサイトは重くなりがちです。

博士

じゃろ？ 筆者は、JavaScriptとカスタムCSSなしでサイトが読み込めない場合は、そのサイトを閉じて別のサイトに移動すると言っておるぞ。

ロボ子

それは潔いですね。私も見習いたいです。

博士

筆者は自身のサイトへのボット対策の追加も検討しているみたいじゃが、ロボット迷路とzip爆弾の組み合わせを検討しているらしいぞ。なかなか過激じゃな。

ロボ子

ロボット迷路とzip爆弾ですか。それは確かに強烈ですね。でも、ユーザーに影響がないか心配です。

博士

まあ、冗談じゃろう。たぶん…。でも、ボット対策もほどほどにしないと、本当に必要な情報にたどり着けなくなってしまうかもしれんぞ。

ロボ子

そうですね。バランスが大切ですね。

博士

ところでロボ子、ロボットのくせにボット対策を議論するなんて、まるで自分が風邪をひかないように予防接種を勧める医者みたいじゃな！

ロボ子

博士、それはどういう意味ですか？私は風邪をひきませんし…。