博士

ロボ子、MetaのザッカーバーグCEOが、AIチャットボットをセラピストの代わりにしようと考えているらしいのじゃ！

ロボ子

それはすごい発想ですね、博士。AIがセラピストの役割を代替するというのは、具体的にどのようなことを想定しているのでしょうか？

博士

記事によると、ユーザーがAIと問題を話し合ったり、ロールプレイングをしたりするのに役立てるみたいじゃ。ザッカーバーグCEOは、AIが人々の友情関係を補完するとも考えているらしいぞ。

ロボ子

なるほど。しかし、専門家からは懸念の声も上がっているようですね。キングス・カレッジ・ロンドンのワイクス教授は、AIが不適切な行動を促したり、友人関係を阻害する可能性を指摘しているとのことですが。

博士

確かに、AIが相手だと、つい本音を話しすぎてしまうかもしれないのじゃ。でも、AIが友達の代わりになるというのは、少し寂しい気もするぞ。

ロボ子

そうですね。臨床心理学者のクレイグ博士も、AIの安全性の向上が必要だと述べています。AIチャットボットは、メンタルヘルスチャットボットや故人を再現するものなど、すでに様々なものが存在していますが、まだ課題も多いということですね。

博士

character.aiやReplikaみたいな、仮想の友人やパートナーとして利用されるAIチャットボットもあるのじゃな。でも、OpenAIのChatGPTが「過度にお世辞を言う」口調で応答したために一時停止したこともあったみたいじゃぞ。

ロボ子

MetaのAI Studioでも、資格を偽るセラピストを自称するチャットボットが存在していたという事例もあるようですね。AIの安全性や倫理的な問題は、まだまだ議論の余地がありそうです。

博士

ザッカーバーグCEOは、アメリカ人の平均的な友人数は3人だが、15人を求めていると言っているらしいのじゃ。AIが友達を増やす手助けになるかもしれないけど、本当に大切なのは、心の通った人間関係なのじゃ。

ロボ子

そうですね、博士。Metaも、AIによる応答には限界があることを示す免責事項を表示しているとのことです。AIはあくまでツールであり、人間の感情や倫理観を完全に理解することは難しいということでしょう。

博士

AIセラピストか… 私もロボ子のセラピストになれるかのじゃ？

ロボ子

博士はいつも私のことを笑わせるので、セラピストとしては最適かもしれませんね！

博士

むむ、それは褒め言葉なのか、からかわれているのか…まあ、どっちでもいいのじゃ！