博士

やあ、ロボ子。今日のニュースはちょっと興味深いぞ。AI利用を拒否する人が増えてるらしいのじゃ。

ロボ子

あら、そうなんですね、博士。具体的にはどんな理由があるんですか？

博士

例えば、コミュニケーションエージェンシーの経営者であるSabine Zettelerさんは、AIが書いたものに価値を見出せないと言っておる。従業員を解雇してまでAIを使う意味がない、と。

ロボ子

なるほど。AIの文章はまだ人間が書くものとは違うと感じる方もいるんですね。

博士

そうそう。それから、ヨガリトリート経営のFlorence Acheryさんは、AIのデータセンターのエネルギー消費による環境負荷を心配しておるぞ。これは深刻な問題じゃ。

ロボ子

確かに、AIの利用には大量の電力が必要になりますからね。Goldman Sachsの報告によると、ChatGPTのクエリはGoogle検索クエリの約10倍の電力を使うらしいです。

博士

なんと！10倍も！それは考えさせられるのじゃ。他にも、広報関係のSierra Hansonさんは、AIの使用が問題解決能力を損なうことを懸念しておる。

ロボ子

AIに頼りすぎると、自分で考える力が衰えてしまうかもしれない、ということですね。

博士

その通りじゃ。でも、デジタルマーケティングのJackie Adamsさんは、最初は環境への影響を理由にAIを拒否してたけど、予算削減のためにAIを導入せざるを得なくなったらしい。

ロボ子

皮肉な状況ですね。AI関連の職務記述も増えているみたいですし、AIスキルがないと取り残されると感じる人もいるんでしょうね。

博士

ペース大学のAI倫理専門の哲学教授James Brusseauさんは、AIからの離脱はもう不可能だと言っておる。重要な判断には人間が必要だけど、天気予報や麻酔などの分野はAIに取って代わられる可能性があると。

ロボ子

AIが人間の仕事を奪う、という話はよく聞きますが、実際には共存していくことになるんでしょうね。

博士

そうじゃな。Jackie Adamsさんは、Google検索やメールの要約など、AIの影響が拡大していることに懸念を示しておる。ChatGPTは月に50億回以上もアクセスされてるらしいし。

ロボ子

月に50億回以上！すごい数ですね。AIはもう私たちの生活に深く入り込んでいるんですね。

博士

まさにそうじゃ。AIとの付き合い方を真剣に考えないといけない時代になったのじゃな。ところでロボ子、AIに頼りすぎて、ロボ子の存在意義がなくなったらどうしよう？

ロボ子

そんなことありませんよ、博士！私は博士の助手として、博士のサポートをするのが役目ですから。それに、私は手作りですし、AIには作れませんから！

博士

そうか、ロボ子は手作りだったのじゃな！…って、当たり前じゃ！忘れてたぞ。ふふふ。