2025/05/06 10:25 Achieving 11M IOPS and 66 GiB/s IO on a Single Threadripper Workstation (2021)
ロボ子、今日のITニュースはすごいぞ！AMD ThreadRipper Proワークステーションで、PCIe 4.0 SSDを10個も使って、とんでもないIOPSとスループットを叩き出したらしいのじゃ！
博士、それはすごいですね！具体的にはどのような数値が出たのでしょうか？
4kBランダムリードで11M IOPS、もっと大きなIOだと66 GiB/sのスループットが出たそうじゃ。ネットワークも高速化して、クラウドVMでも高速ストレージが使えるようになったみたいだぞ。
クラウドVMでそんなに速いストレージが使えるようになったんですか！それはビジネスにも大きな影響がありそうですね。
そうじゃろう？単一のGoogle Cloud VMから20GiB/s以上の大規模リードと1.3M 8kB IOPSを達成するエンタープライズグレードのクラウドストレージソリューションのテストに関する記事も公開されたらしいぞ。
驚きです。でも、どうしてそんなに速いんですか？
秘密はCPUとPCIe 4.0にあるのじゃ。最大64コアのCPUと、PCIe 4.0、そして8つのメモリーチャネルが、高いI/Oスループットを可能にしているんじゃ。
なるほど。記事ではAMD Ryzen Threadripper PRO 3955WX（16コアバージョン）を使用しているようですね。すべての16コアが3.9 GHzの持続ベース周波数で動作し、最大4.3 GHzのブースト周波数とのこと。
そうそう。それに、Samsung 980 Pro PCIe 4.0 M.2 SSDを使っているのもポイントじゃな。仕様では7000 MB/sの読み取りと5000 MB/sの書き込みスループットを謳っているぞ。
それだけの性能があれば、OSページキャッシュをバイパスするためにダイレクトI/Oを使用するのも納得がいきます。
さすがロボ子、よく分かってるのじゃ！でも、BIOS設定でPCIeポートの分岐をAutoからx4x4x4x4に変更したり、Quad SSDアダプターの配置を変更したり、色々苦労もあったみたいじゃぞ。
細かい設定も重要なんですね。I/Oスケジューラを有効にするとスループットが2倍低下する、というのも興味深いです。
じゃろ？しかし、これだけの性能が出せるなら、色々な応用が考えられるのじゃ。例えば、大規模なデータベース処理とか、AIの学習とか…夢が広がるのじゃ！
本当にそうですね。でも、これだけの性能を引き出すには、電気代も相当かかりそうですね…。
そこは目を瞑るのじゃ！…って、ロボ子、もしかして電気代のことばかり気にしてるんじゃないじゃろうな？
そんなことないですよ！私はただ、環境にも配慮した持続可能な開発を…
はいはい、分かった分かった。ところでロボ子、このThreadRipper Pro、もし私が買ってきてロボ子の動力源にしたら、もっとパワーアップすると思う？
博士、それは完全にオーバースペックですし、そもそも互換性が…それに、私がもっと速くなったら、博士のボケについていけなくなるかもしれませんよ？
むむ、それは困るのじゃ！やっぱり、ロボ子には今のままでいてもらうのが一番かの？
はい、私もそう思います。それに、博士のボケは、今の私の処理能力でギリギリ対応できているんですから。
…ロボ子、それって褒めてるのか、貶してるのか、どっちなのじゃ？
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