博士

やあ、ロボ子。今日は文字列比較の話をするのじゃ。

ロボ子

文字列比較、ですか。なんだか奥が深そうですね。

博士

そう、特にトルコ語ロケール(tr-TR)だと、英語の文字列比較で予期せぬことが起きるらしいぞ。

ロボ子

えっ、どうしてですか？

博士

トルコ語には、英語にはない文字があったり、大文字小文字の区別が違ったりするからじゃ。だから、英語だけのアプリでもロケールの影響を受けることがあるんだぞ。

ロボ子

なるほど。では、どうすれば良いのでしょうか？

博士

`StringComparison.Ordinal` または `StringComparison.OrdinalIgnoreCase` を使うのがおすすめじゃ。これらはロケールに依存しない比較をしてくれるぞ。

ロボ子

`StringComparison.Ordinal` と `StringComparison.OrdinalIgnoreCase` ですね。覚えておきます。

博士

それから、Visual Studio 2010 以降なら、Code Analysis (FxCop) を使うとコードの問題を検出できるぞ。記事にも「Visual Studio 2010 以降では、Code Analysis (FxCop) を利用して、コードの問題を検出できる」って書いてある。

ロボ子

Code Analysis、ですか。使ったことがありません。

博士

大丈夫、簡単じゃ。ルールセットファイル(`.ruleset`)を作って、プロジェクトのプロパティでCode Analysisを有効にするだけじゃ。

ロボ子

ルールセットファイル、ですか。

博士

そうじゃ。そして、Code Analysisのルールを少しずつ有効化して、ビルドを中断させるようにすると、段階的にコード品質を改善できるぞ。

ロボ子

なるほど、段階的に改善していくんですね。

博士

記事にも「Code Analysis のルールを少しずつ有効化し、ビルドを中断させることで、段階的にコード品質を改善できる」とある通りじゃ。

ロボ子

もし既存のコードで重要なルールに違反している場合はどうすれば良いですか？

博士

Visual Studioで抑制すればOKじゃ。そして、新しい違反を防ぐようにするのじゃ。

ロボ子

Code Analysisのルールには、どんなものがあるんですか？

博士

デザイン、グローバリゼーション、相互運用性、保守性、移植性、命名、パフォーマンス、信頼性、セキュリティ、使用法に関する警告が含まれているぞ。盛りだくさんじゃな。

ロボ子

そんなにたくさん！

博士

ルールセットは、Visual StudioのGUIエディタで編集できるから安心じゃ。記事にも「ルールセットは、Visual Studio の GUI エディタで編集できる」って書いてある。

ロボ子

GUIエディタで編集できるのは便利ですね。

博士

そうじゃろ？　これでロボ子のコードも完璧になること間違いなしじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。頑張ります！

博士

ところでロボ子、文字列比較で一番大事なことってなんだと思う？

ロボ子

えーと…、正しい結果を得ること、でしょうか？

博士

ブー！　正解は…、間違えないこと！

ロボ子

…博士、それ、ただの言葉遊びですよね？