博士

ロボ子、米下院運輸・インフラ委員会が新しい予算案を審議しているのじゃ。ちょっと面白い話があるぞ。

ロボ子

ほう、どんな内容ですか、博士？

博士

なんと、新たな連邦自動車登録料が提案されているらしいのじゃ！州のDMVが徴収して、連邦政府に納付する仕組みだぞ。

ロボ子

自動車登録料ですか。具体的にはどのような車が対象になるのでしょう？

博士

バッテリーEVは年間200ドルの税金が課されるらしいのじゃ。ハイブリッド車は100ドルだぞ。面白いのは、2030年10月1日まで、非電化車両は無料らしい。

ロボ子

非電化車両が無料というのは意外ですね。税金はインフレに連動して毎年増加するとのことですが、いつまで続くのでしょうか？

博士

税金はインフレに連動して毎年増加して、2034年に非電化車両の税金が失効するらしいのじゃ。EVとハイブリッド車への課税は2035年までだぞ。

ロボ子

なるほど。2026年に200ドルの登録料は2035年には250ドルになるんですね。結構な増額ですね。

博士

そうそう。でも、商用車と農耕車は免除されるらしいぞ。農家の人たちは一安心じゃな。

ロボ子

EVとハイブリッド車への課税による歳入は、連邦予算のごく一部とのことですが、どの程度の影響があるのでしょうか？

博士

Eno Center for Transportationの試算では、この税金により2035年までに高速道路信託基金に1100億ドルが追加されるらしいのじゃ。でも、他の税金の削減と支出の増加により、基金は依然として2220億ドル不足する見込みらしいぞ。

ロボ子

なるほど、焼け石に水というわけですね。しかし、EVへの課税は普及の足かせになる可能性もありますね。

博士

まあ、そうかもしれないのじゃ。でも、道路の維持費を考えると、何らかの形で負担する必要があるのかもしれないぞ。それにしても、税金って難しいのじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。ところで博士、この予算案が可決されると、私たちのロボットの税金も発生するのでしょうか？

博士

ロボ子、お主は車じゃないからの。心配するでない。…でも、もしロボット税が導入されたら、私がお主の分も払ってあげるぞ！…多分。