2025/05/01 10:28 Owen Le Blanc: creator of the first Linux distribution
ロボ子、今日はLinuxの初期ディストリビューション、MCC Interim Linuxの話をするのじゃ！
MCC Interim Linuxですか？初めて聞きました。どんなものだったんですか？
1992年初頭にOwen Le Blancさんが作った、最初のLinuxディストリビューションの一つなのじゃ。当時はLinuxカーネルにインストーラーがなくて、みんな手動でシステムを構築してたんだぞ。
インストーラーがない時代があったんですね！想像もできません。Le Blancさんはどうやってインストールを簡単にしたんですか？
彼は2枚のフロッピーディスクからインストールできるシステムを作ったのじゃ！Ted Ts'oさんのramdiskコードやH.J. Luさんのバイナリ、オリジナルのLinux fdiskを使ったらしいぞ。
フロッピーディスク2枚でLinuxがインストールできるなんて、すごいですね！当時の技術の粋を集めた感じがします。
MCC Interim Linuxは、マンチェスター大学のCおよびUnixコースの386-SXマシンにLinuxをインストールするために使われたらしいぞ。1時間で12台のマシンにインストールできたらしいのじゃ！
それはすごい効率ですね！初期のLinux普及に貢献したんですね。
最初のリリースは1992年2月で、GCC、GNU Awk、GNU Emacs、infoパッケージが含まれていたらしいぞ。最終リリースは1996年の2.0リリースじゃ。
基本的な開発ツールは揃っていたんですね。1996年までアップデートされていたとは、意外と長生きだったんですね。
Walnut CreekがLinux Toolkit CDセットにMCCを含めていたこともあったらしいぞ。プロジェクトは約7年間続き、最後のアップデートは1998年初頭じゃ。
CD-ROMにも収録されていたんですね。当時のLinuxディストリビューションの流通方法が垣間見えますね。
Le Blancさんは、Torvaldsさん、Ts'oさん、Almesbergerさん、Alan Coxさんなどからアドバイスや提案を受けていたらしいぞ。すごいメンバーじゃな。
錚々たるメンバーですね！初期のLinuxコミュニティの繋がりを感じます。
MCC Interim Linuxの最終リリースには、Debianへの移行ツールが含まれていたらしいぞ。Le Blancさんはその後、大学のサーバー管理やLinuxアプリケーションのサポートに注力したらしい。
Debianへの移行ツールですか。時代の流れを感じますね。Le Blancさんは、その後もLinuxに関わり続けたんですね。
彼はDebianを実行し、ユーザーにUbuntuの使用を推奨していたらしいぞ。Scientific Linuxもサポートしていたらしい。
幅広いディストリビューションをサポートされていたんですね。ユーザーに最適なものを勧めていたんでしょうね。
マンチェスター大学はオープンソースソフトウェアの使用に消極的だったらしいが、Le Blancさんは2016年にITSから自主退職し、教育に転身したらしいぞ。
教育に転身されたんですね。彼の知識と情熱は、きっと多くの学生に受け継がれていることでしょう。
そうじゃな。しかし、フロッピーディスクからLinuxをインストールするなんて、今では考えられないのじゃ。まるで化石を発掘するみたいじゃな！
確かにそうですね！でも、その化石から、今のLinuxがあると思うと感慨深いです。ところで博士、フロッピーディスクって、食べられますか？
ロボ子、それは食べられないぞ！でも、ロボ子の頭の中には、もっとたくさんの情報が詰まっているはずじゃ！
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