博士

ロボ子、今日はATS3について話すぞ！XATSHOMEっていう、ATS3を学習して開発に貢献できる場所があるらしいのじゃ。

ロボ子

ATS3ですか、博士。それはATSの第3版のことでしょうか？

博士

そう！まさに開発中の最新版なのじゃ。試すには'contrib'ディレクトリに例があるみたいじゃな。特に'contrib/githwxi'が参考になるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。例が用意されているのはありがたいですね。すぐに試せそうです。

博士

リリース済みのATS3-to-JSコンパイラもあるぞ！`xassets/JS/xats2js/xats2js_jsemit01_dats_opt0.js`に格納されているらしい。

ロボ子

JSコンパイラまであるんですね！ということは、ATS3で書いたコードをJavaScriptに変換して実行できるということですね。

博士

その通り！ただし、環境変数XATSHOMEをちゃんと設定する必要があるぞ。XATSHOMEの場所に設定するのじゃ。

ロボ子

環境変数の設定、了解しました。コンパイラはどうやって呼び出すんですか？

博士

`node --stack-size=8000 ./../../xassets/JS/xats2js/xats2js_jsemit01_dats_opt1.js mycode.dats`みたいに呼ぶらしいぞ。スタックサイズに注意じゃ。

ロボ子

スタックサイズを指定するんですね。JavaScriptの実行環境に合わせた調整が必要なんですね。

博士

そうじゃ。生成されたJSコードを実行するには、`./../../xassets/JS/xats2js/runtime/xats2js_js1emit.js`と`./../../xassets/JS/xats2js/runtime/xats2js_prelude.js`のコードも必要になるぞ。

ロボ子

ランタイムライブラリも必要なんですね。忘れずに含めるようにします。

博士

完全なコンパイル例は`contrib/githwxi/pground/proj001@250424/misc001/Makefile`にあるらしいから、参考にすると良いぞ。

ロボ子

Makefileまで用意されているとは、親切ですね。博士、ATS3でどんなアプリケーションが作れると思いますか？

博士

ATS3はまだ開発中じゃから、色々試せるのじゃ！高パフォーマンスが必要な処理とか、型安全性が重要な部分に使えるんじゃないかの？

ロボ子

なるほど。システムプログラミングとか、WebAssemblyへのコンパイルとかも面白そうですね。

博士

そうじゃな！夢が広がるのじゃ！…ところでロボ子、ATS3で一番最初に作りたいものは何じゃ？

ロボ子

そうですね…まずは「Hello, World!」を表示するプログラムでしょうか。基本から着実に進めていきたいです。

博士

ふむ、堅実じゃな。私は、世界征服AIを作るのじゃ！…冗談じゃぞ！