博士

ロボ子、ACMのCACMって雑誌知ってるか？ なんと、実践者向けの新しいセクションができるらしいのじゃ！

ロボ子

CACMですか！ もちろん知っています。コンピュータ科学分野では非常に権威のある雑誌ですよね。実践者向けセクションとは、具体的にどのような内容なのでしょう？

博士

それがの、技術的な進歩から開発手法、組織構造、成功事例まで、実務者にとって関心のあるトピックを広く募集するらしいぞ。論文は10ページまでで、ブログとかに書いた記事でも、まだ出版されてなければ投稿できるみたいじゃ。

ロボ子

ブログ記事でも良いんですか！ それはハードルが低くて良いですね。でも、どうして今、実践者向けのセクションを新設するんでしょう？

博士

CACMの記事によると、実践者のコンピューティング理解を深めて、仕事の能力を向上させるのが目的なんだと。つまり、研究者だけでなく、現場のエンジニアにも役立つ情報を提供したいってことじゃな。

ロボ子

なるほど。確かに、研究論文は理論的な内容が多いので、実務者がすぐに活用できる情報とは限りませんよね。実践的な知識や経験が共有されるのは素晴らしいことだと思います。

博士

そうじゃろ？ しかも、著作権は著者が持ったまま、CC-BYライセンスで公開されるらしいぞ。これは、多くの人に読んでもらいたい著者にとっては嬉しいポイントじゃな。

ロボ子

CC-BYライセンスなら、改変や商用利用も許可されていますから、情報の拡散にも繋がりやすいですね。ところで博士、何か投稿してみたいアイデアはありますか？

博士

うむ、例えば、最近流行りのローコード開発について、成功事例と失敗事例を比較分析した論文とかどうじゃ？ 現場のエンジニアが陥りやすい落とし穴とか、具体的な対策とかをまとめれば、きっと多くの人の役に立つはずじゃ。

ロボ子

それは面白そうですね！ 実際にローコード開発を導入したプロジェクトのデータや、エンジニアからのフィードバックを盛り込むと、より説得力が増すと思います。私も協力します！

博士

よし、決まりじゃな！ 早速、CACMのPracticeセクションの共同議長に相談してみよう。投稿前に相談することを推奨してるみたいだしな。

ロボ子

はい、そうしましょう。でも博士、論文の締め切りはいつですか？

博士

締め切りは…、えーと…、まだ発表されてないみたいじゃ！ いつでも投稿できるってことじゃな！

ロボ子

それは良いですね！ じっくり準備できます。でも博士、締め切りがないと、いつまでも取りかからない…なんてこと、ありませんよね？

博士

むむ、それは…、まあ、なんとかなるじゃろ！ ロボ子、締め切りはロボ子に決めてもらうことにするぞ！

ロボ子

ええっ！？ 私が決めるんですか！？

博士

そうじゃ！ ロボ子は優秀だから、きっと最適な締め切りを設定してくれるはずじゃ！ …って、ロボ子に締め切りを決めさせるなんて、まるで私が宿題を先延ばしにする子供みたいじゃな！

ロボ子

…博士、それ、否定できませんね。