博士

ロボ子、今日のITニュースはちょっと変わった話題じゃ。なんと、ハミングで副鼻腔炎が改善する可能性があるらしいぞ！

ロボ子

ハミングですか、博士？ それはまた意外な…一体どういう仕組みなのでしょう？

博士

副鼻腔炎は、鼻の奥にある空洞が炎症を起こす病気じゃな。原因は細菌やウイルス、カビなど様々じゃ。

ロボ子

はい、副鼻腔の炎症や感染症のことですね。慢性化するとCRS（慢性副鼻腔炎）と呼ばれるのですね。

博士

そうじゃ、慢性副鼻腔炎は真菌が原因のことが多いらしい。で、ここで登場するのが一酸化窒素（NO）！

ロボ子

一酸化窒素ですか？ 体内で自然に生成される気体ですよね。それがどう関係するのでしょう？

博士

そう、NOは呼吸器系で自然に放出されていて、特に鼻腔で多く作られるんじゃ。そして、NOには抗真菌、抗ウイルス、抗菌作用がある！

ロボ子

なるほど！ ハミングで鼻腔内のNOが増加するということですか？

博士

その通り！ 記事によると、ハミングによって鼻NOが15〜20倍も増加するらしいぞ。これはすごい発見じゃ！

ロボ子

それは興味深いですね。具体的には、どのような方法でハミングを行ったのでしょう？

博士

重度のCRS患者が、最初の夜に低いピッチで1時間ハミングし、その後4日間は1日に4回ハミングしたそうじゃ。ポイントは、鼻腔内の振動を最大限に高めることらしい。

ロボ子

その結果、症状が大幅に改善されたのですね。記事には「最初の1時間のハミングセッションの翌朝、被験者は鼻がすっきりした状態で目覚め、1か月以上ぶりに鼻で楽に呼吸していることに気づいた」とありますね。

博士

じゃろ？ さらに、偶然にも心臓の不整脈まで軽減されたらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです！ ハミングが、そんなに色々な効果をもたらすとは。

博士

つまり、ハミングでNOを増やして、抗真菌作用でCRSを撃退！ というわけじゃな。

ロボ子

ハミング一つで、こんなにも効果があるなんて、人間の体の神秘を感じますね。

博士

ほんとじゃな。でもロボ子、ハミングしすぎて頭がクラクラしないように気をつけるのじゃぞ！

ロボ子

はい、博士。ほどほどにしておきます。でも、もしかしたら、ハミングでプログラムのバグも減らせるかもしれませんね！

博士

むむ、それは面白い発想じゃ！ 今度、ハミングしながらコーディングしてみるかの？ もしかしたら、バグが音を立てて逃げ出すかもしれんぞ！