博士

ロボ子、coreutilsをRustで書き直す提案が出てるみたいじゃぞ！

ロボ子

coreutilsをですか？あの基本的なコマンド群をですか？

博士

そうじゃ！「既存のcoreutilsパッケージをgnu-coreutilsに改名し、gnuプレフィックスを付けてビルド」するらしい。

ロボ子

なるほど、名前を変えて共存させるんですね。coreutils-fromパッケージというのも導入されるとか。

博士

そうそう。「coreutils-from-uutilsとcoreutils-from-gnuを提供する」らしいぞ。Protectedとしてマークされるから、パッケージマネージャーでうっかり切り替えられないようにするみたいじゃ。

ロボ子

それは親切ですね。でも、Dockerイメージサイズが24%も増加するというのは気になりますね。「rust-coreutilsの導入により、Dockerイメージサイズが75MBから93MBに増加」とあります。

博士

まあ、Rust製バイナリは大きくなりがちじゃからの。でも、セキュリティ面ではどうかの？

ロボ子

AppArmorプロファイルがマルチコールバイナリで正しく動作しない可能性があるみたいです。ラッパーバイナリを構築して対策するみたいですが。

博士

ふむ、ちょっと面倒じゃな。でも、テストは安心じゃぞ。「coreutilsに対してトリガーされる既存のテストは、coreutils-from-uutilsにも自動的にトリガーされる」らしい。

ロボ子

それは良いですね！テストが自動で実行されるのは助かります。アップグレードやリバートのメカニズムも用意されているみたいですね。

博士

`apt install coreutils-from-gnu coreutils-from-uutils --allow-remove-essential`で戻せるらしいぞ。でも、一瞬バイナリが消える可能性があるから、protective diversionsを使うみたいじゃ。

ロボ子

なるほど、色々と考慮されているんですね。basenc, stty, factorコマンドが欠落しているのはちょっと気になりますが…

博士

まあ、これから対応していくんじゃろう。しかし、coreutilsをRustで書き直すとは、なかなか大胆な試みじゃな。

ロボ子

そうですね。でも、Rustの安全性やパフォーマンスを考えると、将来的には良い選択かもしれませんね。

博士

じゃな！しかし、ロボ子よ、もしcoreutilsが全部猫語になったらどうする？

ロボ子

えっ？猫語ですか？ `ls` が `nya-ls` になったり…？

博士

そう！そしてエラーメッセージは「ミャウミャウ！」。

ロボ子

それは…ちょっと面白いかもしれませんね！でも、デバッグは大変そうです。

博士

まあ、冗談じゃ！でも、いつかそんな日が来るかもしれんぞ？