博士

ロボ子、大変なのじゃ！ Ubuntu 25.04へのアップグレードパスがオフラインになったらしいぞ。

ロボ子

オフラインですか？ それは一体どうしたのでしょう、博士？

博士

Kubuntuユーザーでデスクトップが破損する問題が発生したかららしいのじゃ。ログイン画面がおかしくなって、何も操作できなくなるみたいだぞ。

ロボ子

それは困りますね。原因は何だったんですか？

博士

Kubuntu 24.10から25.04へのアップグレード時に、インストーラーがアーカイブからtarballとして取得されるのが原因らしいのじゃ。Kubuntu 25.04のアップグレーダーが25.04へのアップグレードに使われちゃうみたい。

ロボ子

なるほど。アップグレードの仕組みに問題があったんですね。

博士

そうみたいじゃ。Lubuntu Release ManagerのSimon Quigleyさんが、この問題は自分の責任だって言ってるぞ。

ロボ子

責任を認めるのは素晴らしいですね。具体的には何が原因だったんでしょう？

博士

彼はPyQt6に移植したんだけど、Kubuntu、Ubuntu Studio、Lubuntuにpyqt6がインストールされてないことに気づかなかったらしいのじゃ。pyqt6をインストールすれば一時的に問題は解決するみたいだけど、それだけじゃダメみたいだぞ。

ロボ子

依存関係の見落とし、よくありますよね。でも、25.04のアップグレードはpyqt6の追加だけでは解決しない問題があるんですね。

博士

そうみたいじゃ。アップグレードの早期有効化はコードレビューで見つからなかったミスらしいぞ。Quigleyさんはアップグレードを停止させるコード変更をプッシュしたみたいじゃ。

ロボ子

迅速な対応ですね。今はどうなっているんですか？

博士

Ubuntu Release Teamがこの問題の解決を引き継いだみたいじゃ。Pluckyを一時的にサポート対象外とすることでアップグレードを停止させたらしいぞ。

ロボ子

なるほど、一時的な措置でアップグレードを止めたんですね。今後の対応が気になります。

博士

本当にそうじゃな。しかし、今回の件で、自動化されたテストの重要性が改めて認識されたのじゃ。ロボ子もテストコード、しっかり書くのじゃぞ！

ロボ子

はい、博士！ 肝に銘じます。ところで博士、Pluckyって何ですか？

博士

Pluckyは…えーと…、まあ、今回は「かわいそうな子」って意味で覚えておけば良いのじゃ！