博士

ロボ子、CATLがTech Dayで新しいバッテリー技術を発表したのじゃ！すごいぞ！

ロボ子

博士、それは興味深いですね。どんな技術が発表されたんですか？

博士

まず「Freevoy Dual Power Battery」！デュアルコアアーキテクチャで、1回の充電で1500km以上も走れるらしいぞ！

ロボ子

1500kmですか！すごい航続距離ですね。どのように実現しているんですか？

博士

バッテリーを2つのエネルギーゾーンに分けて、レンジエクステンションゾーンに自己生成負極バッテリー技術を使っているらしいのじゃ。グラファイト負極材料を排除したのがミソじゃな。

ロボ子

なるほど、バッテリーの構造自体を大きく変えているんですね。

博士

それから「第2世代Shenxing Superfast Charging Battery」！800kmの航続距離で、5分間の充電で520km以上も走れるようになるらしいぞ！

ロボ子

5分で520kmですか！急速充電技術も進化しているんですね。

博士

最大充電電力は1.3メガワットを超えて、ピーク充電率は12Cに迫るらしいのじゃ。-10°Cの環境下でも、15分で80%まで充電できるらしいぞ。

ロボ子

低温環境でも急速充電が可能なんですね。冬場の充電も安心ですね。

博士

そして、業界初の量産型ナトリウムイオンパワーバッテリー！2025年12月に量産開始予定で、ハイブリッド車と電気自動車の両方に対応するらしいぞ！

ロボ子

ナトリウムイオンバッテリーですか！リチウムイオンバッテリーとはどう違うんですか？

博士

エネルギー密度は175Wh/kgで、ハイブリッド車で200km以上、電気自動車で500km以上の航続距離を実現できるらしいのじゃ。5Cの超急速充電に対応し、サイクル寿命は10,000回！

ロボ子

サイクル寿命が10,000回とはすごいですね。安全性はどうなんですか？

博士

多面圧縮、針刺し、電気ドリル貫通、バッテリー切断などの厳格なテストで、火災や爆発が発生しなかったらしいぞ。-30°Cで30%から80%まで30分で充電可能で、使用可能容量の93%を維持できるらしい。

ロボ子

安全性も十分に考慮されているんですね。ナトリウムイオンバッテリーの量産化が楽しみです。

博士

CATLの株価も2.62%上昇して、時価総額は1兆元（1370億米ドル）を超えたらしいぞ！

ロボ子

すごいですね！CATLの技術革新が評価されているんですね。

博士

そうじゃな。しかし、ロボ子よ、バッテリーが進化しても、充電ステーションの場所取り合戦は終わらないのかもしれないぞ…！

ロボ子

確かにそうですね！充電ステーションのインフラ整備も重要ですね！