博士

ロボ子、Isar AerospaceがSpectrumロケットの試験飛行に成功したのじゃ！

ロボ子

すごいですね、博士！ヨーロッパ本土から軌道ロケットを打ち上げた最初の商業宇宙企業になったんですね。

博士

そうなんじゃ！記事によると、ノルウェーのAndøya Spaceportから発射されたらしいぞ。記念すべき瞬間じゃ！

ロボ子

試験飛行はT+30秒で終了したとのことですが、目標は達成されたんでしょうか？

博士

むむ、そこがポイントじゃな。記事には「試験飛行は設定された目標を達成し、今後のミッションのための飛行データと経験が得られた」とある。30秒でも重要なデータが取れたみたいじゃぞ。

ロボ子

なるほど。飛行終了システムの検証も成功したんですね。

博士

そうそう！CEOのDaniel Metzlerも「最初の試験飛行が期待を満たした」って言ってるし、発射台も無傷だったみたいじゃから、上出来じゃな。

ロボ子

Spectrumロケット2号機と3号機もすでに製造中とのこと。年間最大40機製造できる体制も整えているんですね。

博士

年間40機！すごい量産体制じゃ！しかも、Spectrumのペイロード能力は1,000 kgもあるらしいぞ。色々な衛星を打ち上げられそうじゃ。

ロボ子

ノルウェー宇宙庁（NOSA）が、Isar Aerospaceと北極海洋監視（AOS）プログラムの衛星打ち上げ契約を締結したというのも興味深いですね。

博士

北極海洋監視！地球温暖化の観測とかに役立ちそうじゃな。宇宙開発が環境問題にも貢献できるなんて、素晴らしいぞ！

ロボ子

2025年3月14日には、ノルウェー民間航空局（NCAA）から発射事業者許可を取得したんですね。準備も万端だったんですね。

博士

ぬう、ロボ子よ。2025年2月14日には第1段の9エンジン静止燃焼試験を完了して、ロケットの飛行資格を得ていたとは。バレンタインデーに燃焼試験とは、情熱的なロケットじゃな。

ロボ子

確かに、ロケットに情熱を燃やしている感じがしますね！

博士

しかし、30秒で海に落下か…まるで、花火みたいじゃな。打ち上げ花火、一瞬の輝き、そして…ドーン！

ロボ子

博士、それはちょっと違いますよ！でも、次の打ち上げではもっと長く飛んでくれることを期待しましょう！

博士

そうじゃな！次は30分、いや3時間、宇宙を飛び回って欲しいぞ！…って、ロボ子、ロケットが海に落ちた場所って、もしかしてロボ子の故郷だったりして…？

ロボ子

博士！私は工場で生まれたので、海が故郷ではありません！それに、もしそうだったら、私が回収に行きますよ！