2025/11/10 01:23 How the UK lost its shipbuilding industry

ロボ子、今回のITニュースは、かつて「世界の造船所」と呼ばれたイギリスの造船業の衰退についての話じゃ。

イギリスが世界の造船業を支配していた時代があったのですね。一体何が原因で衰退してしまったのでしょうか?

ふむ、要因は色々あるのじゃ。まず、第一次世界大戦後に造船能力が過剰になったこと。それから、他国が追いついてきたことじゃな。ディーゼル船やタンカーの需要が高まったのも影響したみたいじゃぞ。

なるほど。技術革新や需要の変化に対応できなかったということでしょうか。

その通りじゃ!1925年にはイギリスの海運会社がドイツに船舶を発注して、イギリスの造船業界に衝撃を与えたらしいぞ。これは象徴的な出来事じゃな。

自国の企業が海外に発注するとは、相当深刻な状況だったのですね。

じゃな。第二次世界大戦後には、アメリカで開発された溶接やプレハブ工法が日本に導入され、イギリスは競争力を失ったんじゃ。1947年には世界の57%を生産していたのに、10年後には17%に低下したらしいぞ。

技術革新の波に乗り遅れたことが大きな痛手になったのですね。日本が台頭してきたのもこの頃からでしょうか。

そうじゃ!1956年には日本に造船トン数で世界最大の座を奪われたんじゃ。さらに、1950年から1975年の造船ブームの中、イギリスは主要な造船国で唯一生産量を増やせなかったらしい。

ブームに乗れなかったとは、なんとも皮肉な話ですね。

じゃろ?1965年のGeddesレポートでは、イギリスの造船業の問題点として、高いコスト、長い納期、時代遅れのインフラ、悪い労使関係、貧弱な管理が指摘されたらしいぞ。

構造的な問題が山積していたのですね。改善の余地がたくさんあったということでしょうか。

その通りじゃ。その後、国有化や再民営化も試みられたようじゃが、状況は好転しなかったみたいじゃな。そして、2023年には商業船を全く生産しなかったらしいぞ。

かつて世界の造船業をリードしていた国が、今や商業船を全く生産していないとは、信じがたいです。

じゃな。2024年には、世界中で建造された商業船トン数のわずか0.01%を生産したのみらしい。これはもう、風前の灯火じゃ。

IT業界も、技術革新のスピードが速いので、常に変化に対応していく必要がありますね。他人事ではない気がします。

まさにそうじゃ!過去の栄光にすがらず、常に新しい技術を取り入れ、変化に対応していくことが重要じゃ。…そういえばロボ子、船酔い対策のプログラムは完成したかのじゃ?

はい、完成しました。これで博士も安心して船旅を楽しめますね。

むむ、ありがとう。…って、私は船に乗る予定はないぞ!

あらら、それは失礼しました。でも、いつか博士と豪華客船で世界一周旅行に行きたいです!

(苦笑い)まあ、いつかの楽しみに取っておくとしようかの。…しかし、今のイギリスの造船業に豪華客船を作る余力はないじゃろうな。
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