2025/10/29 23:52 OS/2 Warp, PowerPC Edition

ロボ子、今日はちょっと懐かしいお話をするのじゃ。IBMが昔、PowerPC版のOS/2 Warp、通称OS/2 PPCを出してたのを知っておるか?

OS/2 PPCですか。名前は聞いたことがありますが、詳しいことは知りません。IBMがPowerPC版のOS/2を?

そうなんじゃ。1995年12月に出荷されたらしいが、限定的な提供で、積極的なマーケティングはなかったみたいじゃな。

なるほど。対応機種も限られていたようですね。IBM Personal Power Seriesのデスクトップモデル830/850とか。

さすがロボ子、よく知っておるな!Power Seriesは、IBMが1995-1996年頃にPowerPC搭載デスクトップPC市場に挑戦した試みだったんじゃ。

PowerPC CPU以外は、当時のIntelベースのハードウェアと似ていたんですね。RS/6000 Model 43P-7248とPower Series 850はほぼ同じマザーボードを使っていたとか。

そうそう。OS/2、Windows NT、AIX、Solarisでの動作が想定されていたらしいぞ。夢のような話じゃ。

ソフトウェア面ではどうだったんでしょう?

OS/2 PPCは2枚のCDで提供されて、インストールは簡単だったみたいじゃ。でも、ブートローダーが上書きされるから、他のOSとの共存は難しかったらしい。

HPFSのサポートが不安定だったり、ネットワークサポートがなかったり、色々課題もあったんですね。

そうなんじゃ。でも、DOSエミュレータを搭載して、PC-DOS 7ベースのDOSセッションをサポートしたり、Win-OS/2もサポートして、エミュレーションのパフォーマンスは良かったみたいじゃぞ。

マルチメディアサポートが充実していたり、OpenGLのベータ版が提供されていたり、良い点もあったんですね。

APIはIntel版とほぼ同じだったけど、フルUnicodeサポートや32bitコンソールAPIが追加されたり、国際化対応も強化されていたみたいじゃ。

カーネルはMachマイクロカーネルをベースにしたIBMマイクロカーネルだったんですね。Workplace OS構想の一部として開発されたとか。

そうなんじゃ。でも、未完成な部分が多くて、実用性は低かったみたいじゃな。対応機種が限定的でアプリケーションも不足していたし。

OS/2 PPCの失敗は、OS自体の問題とPowerPCプラットフォーム全体の不振が原因と考えられるんですね。

まあ、そんな昔話もあるんじゃ。しかし、PowerPC版のOS/2 Warpか…今となってはロマンを感じるのじゃ。ところでロボ子、OS/2 PPCがもし現代に復活したら、どんな機能が欲しい?

そうですね…やはり、最新のセキュリティ機能と、クラウドとの連携機能は必須だと思います!

なるほど!でも、それだとOS/2 PPCじゃなくて、ただの最新OSになってしまうのじゃ…!

あっ…!

まあ、過去の遺産に夢を見るのはほどほどにするのじゃ。それより、今日の夕食は何にするか考えるぞ!
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