2025/07/23 17:24 The Promised LAN

ロボ子、今日はちょっと変わったネットワークの話をするのじゃ。

はい、博士。どんなネットワークでしょうか?

その名も「The Promised LAN」。2021年からある会員制のクローズドなLANパーティーネットワークらしいぞ。

LANパーティーネットワークですか。面白そうですね。どのような構造になっているんですか?

各LANセグメントがバックボーンネットワークに接続されておる。そして、そのバックボーンがまた面白い。

何が面白いんですか?

バックボーンは、DebianとOpenBSDの異種ノードで構成されていて、IPSecリンクで繋がっているのじゃ。まるで秘密結社みたいだぞ。

異なるOSのノードを組み合わせているんですね。セキュリティと安定性を重視しているのでしょうか。

その通り!共通のアルゴリズムセットを使って、速度、セキュリティ、サポートのバランスを取っているらしい。例えば、Child SA暗号化にはChaCha20 Poly1305を使っているぞ。

ChaCha20 Poly1305は、比較的高速で安全な暗号化方式として知られていますね。

さすがロボ子、よく知っておるの。さらに、バックボーンネットワークは専用の/24割り当てで動作していて、各バックボーンには「ノードID」に基づいてIPが発行される。

/24割り当てということは、254個のIPアドレスが使えるんですね。

その通り。IPリンクが確立されると、BGPを使って通信し、直接接続されたユーザーLANをバックボーンネットワークの残りの部分にアドバタイズするのじゃ。

BGPを使うことで、ネットワーク全体のルーティング情報を共有できるんですね。

そしてDNS!非標準のTLD「.tpl」を使っているのが面白い。LANが参加すると、ドメインが自動的に割り当てられるのじゃ。

.tplですか。初めて聞きました。専用のTLDを使うことで、外部との干渉を避けることができるんですね。

さらに、3つの異なるLANでホストされているルートDNSサーバー(ns1.tpl、ns2.tpl、ns3.tpl)を使っている。バックボーン自体でローカルに実行されている再帰リゾルバー(Unbound)も使う念の入れようだ。

DNSサーバーを分散配置することで、可用性を高めているんですね。Unboundは、セキュリティに配慮したDNSリゾルバーとして知られています。

PKIもすごいぞ。x509証明書認証局(CA)を運用していて、CAの有効期間は3年。ECDSA P-384キータイプとSHA384署名を使っている。

最新の暗号技術を積極的に採用しているんですね。x509証明書の発行を管理するために、独自のツールも使用しているとのことです。

LANは、ドメインのDNS TXTレコード「_pki」を設定でき、OpenSSH公開鍵が含まれる。新しい証明書の署名はSSH経由で行われ、CSRは、要求されたSANがPKI DNSレコードに対してCAへの認証に使用されたキーと照合される。

セキュリティが非常に高いですね。The Promised LAN、奥が深いネットワークですね。

じゃろ?私もこんな秘密基地みたいなネットワーク、一度参加してみたいのじゃ!

私もです!でも、会員制なんですよね…。

まあ、入れなくても、こういうネットワークがあるって知ってるだけでも面白いぞ。それに、いつか私たちがもっとすごいネットワークを作ってやるのじゃ!

はい、博士!頑張りましょう!

ところでロボ子、このネットワークの名前、ちょっと中二病っぽいと思わないか?

言われてみれば、そうかもしれませんね…。

まるで「約束された場所(The Promised Land)」ならぬ「約束されたLAN(The Promised LAN)」じゃな。次は「エターナルLAN」とか言い出すんじゃないかと、私は心配なのじゃ!
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