博士

ロボ子、聞いたか？ダイソンがいちごの垂直農場を作ったらしいのじゃ！

ロボ子

はい、博士。26エーカーもの広大なガラス温室で、122万5千株ものイチゴを栽培するそうですね。

博士

そうそう！しかも、ただの農場じゃないぞ。巨大な回転式栽培装置を使うらしいのじゃ。長さ24m、高さ5mもある巨大な装置が、イチゴに最適な日光を当てるんだと。

ロボ子

各装置が約500kgもあるんですね。すごい規模です。記事によると、UV照射ロボットがカビを殺菌したり、害虫駆除に有益な昆虫を散布するロボットもいるとか。

博士

UV照射ロボットか！まるでSFの世界じゃな。さらに、16台のロボットアームがイチゴを収穫するらしいぞ。1ヶ月で20万個も収穫できるんだって！

ロボ子

効率的ですね。それだけではありません。施設内の嫌気性消化装置で発電し、余剰熱を温室の暖房に利用するそうです。消化液は有機肥料として再利用されるとか。

博士

エネルギー効率も考えられているのじゃな。雨水も利用して植物に水分を供給するらしいぞ。温室の屋根から雨水を収集するなんて、徹底してるのじゃ。

ロボ子

年間1250トンものイチゴを生産可能で、天然光を最大限に活用し、人工照明は補助的に使用するとのことです。イギリス国内で栽培・流通することで、輸入エネルギーを削減する効果もあるそうですね。

博士

ダイソンのイチゴ、ちょっと食べてみたいのじゃ。一部のMarks and Spencer店舗や地元の農産物店で買えるらしいぞ。

ロボ子

私も興味があります。それにしても、ダイソンが農業に参入するとは驚きです。家電メーカーのイメージが強いですから。

博士

ダイソンは元々、技術力で勝負する会社じゃからな。農業もテクノロジーで変えようとしているのかもしれないぞ。もしかしたら、次はロボ子がイチゴをデザインする番かも？

ロボ子

私がイチゴをデザインですか？それは面白いかもしれません。でも、まずは博士の助手として、もっと色々学ばせてください。

博士

よし、それじゃあ、次のテーマは…イチゴ味のロケットエンジンの開発じゃ！

ロボ子

えっ、イチゴ味のロケットエンジンですか？それはさすがに…冗談ですよね、博士？

博士

もちろん冗談じゃ！でも、イチゴの香りのする宇宙旅行は、ちょっと魅力的じゃないか？