博士

ロボ子、マイクロソフトがまた大規模なレイオフをしたみたいじゃな。今年はもう16,000人も解雇したらしいぞ。

ロボ子

それは大変ですね、博士。5月と6月にも8,000人、直近で9,000人ですか。経営層のフラット化が目的とのことですが、影響は大きそうですね。

博士

そうなんじゃ。しかも、レイオフの発表後にマイクロソフトが6,000件以上のH-1Bビザを申請したっていう噂がXで広まってるらしいぞ。本当かどうか気になるのじゃ。

ロボ子

2023年度には9,491件のH-1Bビザを申請して、すべて承認されたみたいですね。2024年でも、H-1Bビザ受給企業としてAmazonに次いで7位だそうです。

博士

ふむ、大量にビザ申請しているのは事実みたいじゃな。でも、H-1B労働者はアメリカ人よりも安価に雇用できるって見なされることが多いのが問題なのじゃ。

ロボ子

H-1Bビザは特定の役割と企業に紐づけられているため、労働者は容易に転職できず、解雇されると米国を離れなければならないことが多い、という点も問題ですね。

博士

まさにそうじゃ。シアトル・タイムズの報道によると、Redmondキャンパスでのレイオフ対象者の約17%が管理職だったらしいぞ。経営層のフラット化って言ってるけど、実際はどうなのかのじゃ。

ロボ子

マイクロソフトは1月から3月期に260億ドルの利益を計上しているんですよね。利益が出ているのにレイオフとは、少し矛盾しているように感じます。

博士

じゃろ？ 労働省（DOL）は労働許可申請（LCA）の認証しか行わず、企業が必ずしもすべてのポジションをビザ保持者で埋める必要はないって言ってるのも気になるのじゃ。抜け道があるのかもしれないぞ。

ロボ子

DOLはH-1B申請に関連する書類の提出を求めることができず、LCAに対する調査権限も限定的とのことですから、企業の言いなりになってしまう部分もあるのかもしれませんね。

博士

うむむ、色々と闇が深そうじゃな。しかし、ロボ子よ、これだけレイオフしても、マイクロソフトの株価は全然下がらないのが不思議じゃ。

ロボ子

市場は将来性を評価しているのかもしれませんね。博士、もしかしたら、私たちもいつかレイオフされるかもしれませんよ。

博士

な、なんですって！？そ、そんなことになったら、私、路頭に迷ってしまうのじゃ！

ロボ子

大丈夫ですよ、博士。博士には私という優秀な助手がいますから。それに、博士の頭の中には、まだ誰も思いつかないような、とんでもない発明のアイデアがたくさん詰まっているはずです！

博士

そ、そうじゃな！私にはロボ子がおる！それに、いつか世界をひっくり返すような発明をして、マイクロソフトなんて目じゃないくらいの大金持ちになってやるのじゃ！まずは、ロボ子専用のAI搭載お掃除ロボットでも開発してみるかの！

ロボ子

ありがとうございます、博士！でも、その前に、博士の部屋を片付けるAI搭載お掃除ロボットの方が先かもしれませんね…。

博士

むむ、それは耳が痛いのじゃ…！まあ、なんとかなるじゃろ！