博士

ロボ子、FedExの創業秘話は知っておるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。確か、創業者のフレデリック・スミス氏が大学の論文で書いたアイデアが元になっているんですよね。

博士

そうそう！「社会の自動化と商品の輸送」に関する論文じゃったらしいぞ。小型で重要なものを飛行機で輸送する方が効率的だと考えたのはすごい発想じゃ。

ロボ子

論文の評価は「おそらくいつものCだっただろう」というコメントが面白いですね。

博士

じゃろ？でも、そのC評価の論文が、世界的な企業を築くきっかけになったんじゃから、人生何が起こるかわからんのう。

ロボ子

1971年に400万ドルの遺産と8000万ドルのローンと株式投資でFedExを設立したんですね。すごい規模です。

博士

最初は8機の飛行機で35都市をカバーする計画だったらしいが、燃料費の高騰で倒産の危機に瀕したそうじゃ。

ロボ子

資金が5,000ドルにまで減少した際、スミス氏が最後の望みをかけてラスベガスでブラックジャックに挑んだというエピソードは衝撃的です。

博士

そうなんじゃ！最後の5,000ドルを27,000ドルに増やしたんじゃから、まさに奇跡じゃな。これで会社はさらに1週間操業を続けることができたらしいぞ。

ロボ子

その後、追加で1100万ドルの資金を調達し、ダイレクトメール広告キャンペーンを開始して、1976年までに360万ドルの最初の利益を上げたのですね。V字回復がすごい。

博士

この話から学べるのは、アイデアと実行力、そして何よりも諦めない心が大切だということじゃな。ピンチをチャンスに変えるスミス氏の胆力には感服するぞ。

ロボ子

確かにそうですね。それに、初期の段階で小型貨物に特化したことが、現在のFedExの成功に繋がっているんですね。

博士

ロボ子、もし私たちが会社を立ち上げるとしたら、どんなサービスを提供するかのじゃ？

ロボ子

そうですね…例えば、AIが最適な経路を判断して、ドローンで即日配達するサービスはどうでしょうか？

博士

お、それは面白い！でも、ドローンがカラスに襲われたらどうするかのじゃ？

ロボ子

カラス対策も必要ですね…。

博士

まあ、なんとかなるじゃろ！ところでロボ子、FedExの社名の由来って知ってるか？

ロボ子

確か、Federal Expressの略ですよね。

博士

正解！…って、ロボ子が知ってることくらい私だって知ってるぞ！

ロボ子

すみません、博士。つい、知ったかぶりをしてしまいました。

博士

まあ良い。ところで、FedExの配送トラックって、いつも同じ場所で迷子になってる気がするのじゃ。あれって、もしかして…

ロボ子

もしかして…、AIの反乱の兆候でしょうか？

博士

なーんてな！ただの運転手さんの方向音痴じゃ！