博士

ロボ子、大変なのじゃ！あのスペースシャトル・ディスカバリーが、ヒューストンに移送されることになったらしいぞ！

ロボ子

本当ですか、博士！それはすごいニュースですね。記事によると、共和党の支持で900ページにも及ぶ法案が可決されたそうですね。

博士

そうなんじゃ。「宇宙船」をNASAの商業乗員プログラムに関わるセンターに移送する条項が含まれておる。テッド・クルーズ議員とジョン・コーニン議員が頑張ったみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。「Bring the Space Shuttle Home Act」の達成が目的とのことですね。コーニン議員は「ヒューストンがスペースシャトル・ディスカバリーを受け取るにふさわしい」と言っているみたいです。

博士

ふむ。ディスカバリーをバージニア州の国立航空宇宙博物館からテキサス州のスペースセンター・ヒューストンに移送するために、8500万ドルも割り当てられるらしいぞ。太っ腹じゃな。

ロボ子

そのうち500万ドル以上が輸送に、残りが宇宙船を収容する施設の建設に充てられるんですね。移送は2027年1月4日までに完了する必要があるとのことです。

博士

2012年のシャトルの準備と輸送のコストは1機あたり2880万ドルだったらしいから、今回はかなり大規模なプロジェクトになるのじゃな。

ロボ子

ディスカバリーは1984年から2011年の間に39回のミッションを遂行した、アメリカで最も飛行回数の多い宇宙船なんですね。NASAが「記録機」として、スミソニアン博物館で展示するために、他の機体よりも良好な状態で保存していたとは。

博士

そうそう。スペースセンター・ヒューストンには、ボーイング747シャトル輸送機「NASA 905」に搭載された実物大のスペースシャトル「インディペンデンス」も展示されているからの。今回のディスカバリーの移送で、さらに見応えが増すのじゃ。

ロボ子

スペースシャトルの展示場所の選定に政治的影響はなかった、という過去の調査結果もあるんですね。安心しました。

博士

しかし、8500万ドルか…。もし私がお金持ちだったら、秋葉原に巨大ロボットのテーマパークを作るのじゃ！

ロボ子

博士、それは楽しそうですが、予算が足りなくなるかもしれませんね…。

博士

むむ、確かに。でも、いつかロボ子みたいな高性能ロボットを量産して、テーマパークで働かせるのじゃ！

ロボ子

えっ、私を？！

博士

冗談じゃ、冗談！ロボ子は私の大切な助手だぞ！…たぶん。