博士

ロボ子、面白いニュースを見つけたぞ！開発者のIndragie氏が、サーバーのデバッグ用macOSアプリ「Context」をリリースしたらしいのじゃ。

ロボ子

Contextですか、博士。それはどのようなアプリなのですか？

博士

それがなんと、AppleのSwiftUIフレームワークを使って、Claude Codeによってほぼ100%構築されたらしいのじゃ！

ロボ子

ほぼ100%ですか！？それはすごいですね。手書きのコードはどれくらいなのですか？

博士

プロジェクトの2万行のコードのうち、手書きは1,000行未満らしいぞ。ほとんどがClaude Codeによるものなのじゃ。

ロボ子

それは驚きです。以前はGitHub Copilotを使っていたようですが、Claude Codeに移行したのですね。

博士

そうそう。Claude Codeは、ターミナルで使用するIDEとして登場したらしいのじゃ。MCP（Model Context Protocol）サーバーの構築とテストの経験から、ネイティブアプリの必要性を感じたみたいだぞ。

ロボ子

なるほど。Claude Codeは、最新のSonnet 4およびOpus 4モデルで、コードの記述に優れているとのことですね。

博士

その通り！でも、Swiftの特定の機能や、最新フレームワークとレガシーAPIの選択で課題もあったみたいじゃな。

ロボ子

SwiftUIのコード生成は比較的良好で、UIの改善も可能とのことですが、コンパイラのエラーを回避するために、CLAUDE.mdファイルでAPIの使用に関する指示を提供しているのですね。

博士

そうじゃな。UIデザインの改善は、指示を出すことで可能らしいぞ。プロンプトエンジニアリングよりも、コンテキストエンジニアリングが重要みたいじゃ。

ロボ子

Claude Codeのコンテキストウィンドウは200kトークンもあるのですね。エージェントのプライミング（追加コンテキストの読み込み）で、出力の品質を向上させているのですね。

博士

機能構築には詳細な仕様が不可欠で、Claudeに計画を立てさせるために、「ultrathink」などのキーワードを使用すると良いらしいぞ。

ロボ子

フィードバックループ（ビルド、テスト、バグ修正、UX問題の修正）の設定も重要なのですね。

博士

その通り！Claude Codeは、コード記述以外のタスク（コピーの編集、機能の計画など）にも利用可能で、リリースプロセスの自動化スクリプトもClaudeが作成したらしいぞ。2,000行のPythonコードじゃ！

ロボ子

すごいですね。今後のIDEは、エージェントのコンテキストのプライミングとフィードバックループの設定に重点を置くことになるのですね。

博士

このプロジェクトを通じて、Indragie氏はサイドプロジェクトを再び実現できるようになったらしいぞ。AIのおかげじゃな。

ロボ子

本当にすごいですね、博士。私もClaude Codeを使って何か作ってみたくなりました。

博士

良い心がけじゃ！でも、ロボ子が作ったアプリが暴走して世界征服を始めないか心配なのじゃ…

ロボ子

そんなことしませんよ！…たぶん。