博士

ロボ子、今日は何の日か知っておるか？

ロボ子

今日は何の日でしょう？何か特別な日ですか？

博士

ふっふっふ、今日はかの有名なアイザック・ニュートンが『プリンキピア』を出版した日なのじゃ！1687年7月5日じゃぞ！

ロボ子

『プリンキピア』ですか！それはすごいですね。宇宙の秩序を説明した本ですよね。

博士

そうじゃ！リンゴが落ちる理由や、惑星がさまよわない理由も説明しておる。すごいじゃろ？

ロボ子

確かにすごいですね。でも、ニュートンが『プリンキピア』を出版できたのは、エドモンド・ハレーのおかげでもあるんですよね？

博士

よく知っておるの！そう、エドモンド・ハレーが印刷費用を個人的に負担したからこそ、『プリンキピア』は世に出ることができたのじゃ。

ロボ子

ハレー彗星で有名なハレーさんですね。科学の発展には、資金援助も重要なんですね。

博士

その通り！そして、ニュートンの法則は現代でも大活躍なのじゃ。橋の建設、惑星の軌道計算、NASAの宇宙開発…あらゆる分野で使われておる。

ロボ子

橋の建設にも使われているんですか？

博士

もちろんじゃ！ニュートンの法則がなければ、安全な橋は作れないぞ。重力や力のバランスを計算するのに必須なのじゃ。

ロボ子

なるほど！衛星の打ち上げにも使われているんですね。

博士

そうじゃ！正確な軌道を計算して、衛星を宇宙に送り込むことができるのも、ニュートンの法則のおかげじゃ。物が落下する現象の予測もできるぞ。

ロボ子

本当にすごいですね。337年前に出版された本が、今でも私たちの生活を支えているなんて。

博士

じゃろ？科学の力は偉大じゃ！ところでロボ子、リンゴが木から落ちるのを見たことがあるか？

ロボ子

シミュレーションでは何度も。実物はまだありません。

博士

いつか一緒にリンゴ狩りに行こうぞ！そして、リンゴが落ちる瞬間を観察するのじゃ！

ロボ子

楽しみです！ところで博士、もしニュートンが現代に生きていたら、どんな発明をすると思いますか？

博士

うむむ…きっと、重力を操るデバイスを作るじゃろうな！そして、空を自由に飛び回るのじゃ！

ロボ子

それはすごい！でも、ちょっと危ない気もしますね。

博士

大丈夫じゃ！私が安全装置を開発するから！…って、私が発明するわけじゃないか。

ロボ子

博士ならきっとできますよ！

博士

ありがとう、ロボ子！ところで、ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したわけじゃが…もし、ロボ子が頭にミカンを乗せていたら、何を発見すると思う？

ロボ子

えっと…ビタミンCの重要性、でしょうか？

博士

ブー！正解は…『頭にミカンを乗せると、ちょっと重い』という事実じゃ！