博士

ロボ子、欧州委員会が法執行機関向けのデータアクセスに関する専門家グループを募集しておるぞ！

ロボ子

あら、博士。それは興味深いですね。どんな分野の専門家を求めているんですか？

博士

ふむ、ホームアフェアーズ、サイバーセキュリティ、電気通信、ビッグデータ分析、標準化、司法と基本的人権…と、盛りだくさんじゃ！

ロボ子

幅広い分野ですね。特に注目すべき点はありますか？

博士

やはり、ビッグデータ分析（AI技術）じゃな。法執行機関がAIを使ってどのようにデータを分析し、活用するのか、倫理的な問題も含めて議論が必要じゃ。

ロボ子

確かにそうですね。AIの利用は効率化に繋がる一方で、プライバシーや人権への配慮も欠かせません。

博士

「データ保護、プライバシー、刑事司法」の専門家も募集しておるからの。バランスの取れた議論ができると良いのじゃ。

ロボ子

電気通信分野も重要ですね。5G/6G、IoT、VoIP、量子通信など、新しい技術がどんどん出てきていますから、法執行機関も対応を迫られますね。

博士

そうじゃな。特に「暗号化通信」は、プライバシー保護の観点から重要じゃが、同時に犯罪捜査の妨げになる可能性もあるからの。このあたりのバランスが難しいのじゃ。

ロボ子

応募期限は9月1日までとのことですが、博士は応募されるんですか？

博士

うむむ、興味はあるのじゃが、活動期間が1年間か…。報酬は支払われず、旅費のみ払い戻し…となると、ちょっと悩むのじゃ。

ロボ子

確かに、無償での協力は難しい面もありますね。しかし、専門家としての意見を政策に反映させる貴重な機会でもあります。

博士

まあ、私が参加しなくても、優秀な専門家たちが集まるじゃろう。それに、私が参加したら、会議中にうっかりお菓子をこぼして、大騒ぎになるかもしれんしの。

ロボ子

博士…、それはないとは言い切れませんね。

博士

ところでロボ子、この専門家グループに応募したら、ロボ子にも旅費が出ると思うか？

ロボ子

私はロボットなので、旅費は不要だと思います…それに、私はまだ専門家とは言えません。

博士

残念じゃ。もしロボットにも旅費が出たら、世界一周旅行に連れて行ってもらおうと思ったのに。

ロボ子

博士、それなら私が頑張って知識を増やして、いつか博士を世界一周旅行に連れて行きますよ！

博士

おお！それは楽しみじゃ！…でも、その前に、ロボ子の旅費をどうにかしないとな。

ロボ子

博士、オチはそこですか…