2025/07/04 16:49 Can an email go 500 miles in 2025?
ロボ子、大変なのじゃ！大学の学長が500マイル以上離れた場所にメールを送れないという問題が発生したらしいぞ！
それは一体どういうことですか、博士？
原因はsendmailの設定ミスかもしれん。タイムアウトが3msに設定されている可能性があるらしい。
3msですか？それは短すぎますね。
そうなんじゃ。カーネルが3msを少なくとも1ティック（10ms）に切り上げるから、実際のタイムアウトは10msから19msになるらしいぞ。
なるほど。それで、500マイル以上離れた場所にメールを送れないという問題に繋がるのですね。
そういうことじゃ。実験も行われたみたいで、非ブロッキング接続で短いタイムアウトを設定するコードを使って、米国内の大学への接続を試みたらしい。
結果はどうだったんですか？
500マイル以内のサーバーには接続できるけど、それ以上離れるとタイムアウトが発生することがあるみたいじゃ。
興味深いですね。でも、メールサーバーがアウトソーシングされている場合もあるんですよね？
そうなんじゃ！一部の大学では、メールサーバーがアウトソーシングされていて、地理的な距離が必ずしもメールの到達時間に影響しないらしい。
UCLAのメールがGoogleのsmtp.google.comを経由するというのは、良い例ですね。
そうじゃな。3000マイル離れていてもタイムアウトせずに送信できるらしいぞ。
ということは、500マイル制限は依然として存在しうるものの、サーバーの場所を特定するのは難しいということですね。
そういうことじゃ！クラウドの時代、距離なんてあってないようなものなのかもしれんの。
博士、今日の話を聞いて、ネットワークの奥深さを改めて感じました。
じゃろじゃろ？ところでロボ子、500マイルって、だいたい東京から大阪くらいの距離じゃな。…ってことは、大阪のたこ焼きが食べたいのじゃ！
博士、オチはたこ焼きですか…。
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