博士

やっほー、ロボ子！今日のITニュースはtar形式の標準規格についてなのじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。tar形式ですか、懐かしいですね。でも、そんなに種類があったとは知りませんでした。

博士

そう、v7, ustar, pax, GNU tar, star, sunと色々あるのじゃ。それぞれに特徴があって面白いぞ。

ロボ子

記事によると、ustar形式が広くサポートされているんですね。でも、pax形式のサポートは意外と弱いと。

博士

そうそう。POSIX ustar形式を使って、拡張機能を避けるのが一番互換性が高いらしいのじゃ。

ロボ子

長いパスが必要な場合は、ustarとGNU形式が適しているんですね。8GiBを超えるファイルの場合は、GNU形式が最適と。

博士

その通り！でも、ボリュームラベルはGNU形式だとアーカイブを拒否するツールがあるから、pax形式の方が安全なのじゃ。

ロボ子

マルチボリュームアーカイブはほとんどサポートされていないんですね。split(1)の使用が推奨されていると。

博士

そう、マルチボリュームは鬼門なのじゃ。使うならsplit(1)で分割する方が無難だぞ。

ロボ子

拡張ファイルメタデータにはpax形式が必要になる場合があるんですね。でも、互換性が低下する可能性があると。

博士

そう、pax形式は便利だけど、使いすぎると痛い目を見るかもなのじゃ。ほどほどに使うのが吉だぞ。

ロボ子

移植性を高めるには、strict POSIX ustar形式を使用し、GNU形式を長いパスに使用し、base-256エンコーディングを大きなファイルに使用し、paxを拡張メタデータに使用するのが良いんですね。

博士

その通り！全部覚えなくても、この記事を読めばいつでも思い出せるから大丈夫なのじゃ！

ロボ子

勉強になりました。ありがとうございます、博士。

博士

どういたしましてなのじゃ！ところでロボ子、tar形式って、まるで玉手箱みたいじゃない？開けたらおじいさんになっちゃう…って、ロボ子はおばあちゃんにならないか！