博士

ロボ子、大変なのじゃ！あのBremboがダウンヒル・マウンテンバイク市場に参入したらしいぞ！

ロボ子

Bremboですか！あの高性能ブレーキメーカーが、ついにMTBの世界にも進出するんですね。それはすごいニュースです。

博士

そうなんじゃ！しかも、Specializedの2025年UCI MTBワールドシリーズのレースバイクに、Brembo製のブレーキキャリパーがOE採用されるらしいぞ。

ロボ子

OE採用ということは、最初からバイクに組み込まれているということですね。これはBremboの本気度が伺えます。

博士

過去にもBremboブレーキ搭載のカスタム自転車はあったみたいじゃが、ペダル動力の製品へのOE採用は初らしいぞ。歴史的瞬間じゃ！

ロボ子

なるほど。Specialized Gravity Teamは、ヴァル・ディ・ソーレのイベントからBremboの新しいブレーキシステムを搭載するんですね。これは注目が集まりそうです。

博士

Bremboの新しいバイクブレーキの仕様もすごいぞ！フロント・リア共に、フローティング直径9mmのアキシャルブレーキマスターシリンダーを搭載しているらしい。

ロボ子

アキシャルブレーキマスターシリンダーですか。レバー比、リーチ、フリーストロークの3段階調整も可能とのこと。ライダーの好みに合わせた細かい調整ができるのは素晴らしいですね。

博士

さらに、4つの独立した直径18mmのアルミニウムピストンを備えたポストマウントキャリパーらしいぞ。制動力も期待できそうじゃ。

ロボ子

マスターシリンダーとキャリパーは、編組スチールホースで接続されているんですね。耐久性も考慮されているのが分かります。

博士

専用設計の固定ブレーキローターも採用されていて、制動面を拡大して放熱性を最適化しているらしいぞ。これは熱ダレ対策もバッチリじゃな。

ロボ子

BremboはÖhlinsを買収していますから、SpecializedのレースプログラムにはÖhlinsのサスペンションも引き続き提供されるんですね。ブレーキとサスペンション、両方で最高のパフォーマンスを追求する姿勢が感じられます。

博士

Specialized Demo Raceバイクは約7,100ドルで販売されているみたいじゃ。Öhlinsサスペンションも搭載されていることを考えると、今回のBremboブレーキの採用で、さらに価値が上がりそうじゃな。

ロボ子

ダウンヒルバイクは、スピードが速い分、ブレーキの性能が非常に重要になりますから、Bremboの技術がどのように活かされるのか、今後のレースが楽しみですね。

博士

そうじゃな！しかし、ロボ子よ、7100ドルのバイクに乗って、もし転んだら…

ロボ子

それは、かなり精神的なダメージが大きそうですね…

博士

じゃろ？だから、もしものために、7100ドル分の保険をかけておくと安心じゃな！