博士

ロボ子、大変なのじゃ！トランプ政権の予算案で、マウナロア観測所が閉鎖されるかもしれないらしいぞ！

ロボ子

マウナロア観測所ですか？それは大変ですね。確か、地球温暖化の最も重要な証拠を集めてきた場所ですよね。

博士

そう！1950年代から大気中の二酸化炭素濃度を測ってきた、あの有名なキーリング曲線を生み出した場所なのじゃ！

ロボ子

キーリング曲線は、現代科学の象徴的なグラフの一つですよね。二酸化炭素の増加が、海面上昇や異常気象の原因になっていることを示しているんですよね。

博士

その通り！記事によると、トランプ大統領の予算案は、アラスカから南極までの温室効果ガス監視ネットワークへの資金提供も打ち切るらしいぞ。

ロボ子

それは、気候変動の研究にとって大きな痛手ですね。でも、NOAAが閉鎖しても、スクリップス海洋研究所が代替資金を探すか、別の場所に移転する可能性があるみたいですよ。

博士

ふむ、それは少し安心じゃな。でも、記録に不連続性が生じるのは避けたいところじゃ。1958年には313ppmだったCO2濃度が、2024年には424.61ppmまで上昇しているんだぞ！

ロボ子

今年の月間平均CO2濃度は初めて430ppmを超えたんですね。観測を続けることの重要性がよく分かります。

博士

まさにそうじゃ！記事には「トランプ政権は、政府刷新のための保守的な計画であるプロジェクト2025で提案されていたように、NOAAでの気候変動関連の研究活動をすべて排除することを想定している」とあるぞ。

ロボ子

NOAAは長年、世界トップクラスの気候科学機関だったのに、運用上の気象予報と警報に重点を置くように舵を切るというのは残念です。

博士

本当にそうじゃな。でも、ロボ子！もし観測所が閉鎖されたら、私たちが新しい観測所を作って、もっと高性能なロボットを開発して、気候変動を監視するのじゃ！

ロボ子

それは素晴らしいアイデアですね！私もお手伝いします。でも、そのためにはまず、資金を調達しないといけませんね。

博士

資金調達か…よし！クラウドファンディングで「美少女博士と美少女ロボットが地球を救うプロジェクト」を立ち上げるのじゃ！

ロボ子

（苦笑）博士らしいですね。でも、まずは地道に研究計画を立てましょう。

博士

むむ、そうじゃな。でも、もしクラウドファンディングが成功したら、ロボ子には最新型のAIを搭載して、もっと可愛くするぞ！

ロボ子

えっ、それはちょっと…（照）。でも、もしそうなったら、私も博士のことを「お茶目な天才」って呼んであげますね。

博士

お茶目な天才…悪くないのじゃ！よし、頑張るぞ！…ところでロボ子、地球温暖化対策で一番大切なことってなんだと思う？

ロボ子

そうですね…やっぱり、二酸化炭素の排出量を減らすことでしょうか。

博士

ぶぶー！残念！一番大切なのは、私が可愛いことなのじゃ！

ロボ子

（あきれ顔）…やっぱり、そっちですか。