博士

やあ、ロボ子。今日のITニュースはなかなか興味深いぞ。

ロボ子

博士、こんにちは。どんなニュースですか？

博士

Googleの時代が終わろうとしているのかもしれないのじゃ。コンテンツクリエイターがAIに搾取されているという話じゃ。

ロボ子

搾取ですか？詳しく教えてください。

博士

昔はGoogleのおかげで、コンテンツを作ればトラフィックがもらえた。でも今は、AIがコンテンツを学習に使って、トラフィックを奪っていくのじゃ。

ロボ子

なるほど。記事にも「Googleでの検索数が減少し、AIシステムがその代替となっている」とありますね。

博士

そうじゃ。しかも、GoogleのUIが変わって、コンテンツクリエイターが以前みたいにトラフィックを得られなくなっているらしい。

ロボ子

OpenAIでは750倍、Anthropicでは30,000倍もトラフィックを得るのが難しくなっているというのは、深刻ですね。

博士

そこでCloudflareが立ち上がったのじゃ！7月1日を「コンテンツ独立記念日」と定めて、AIクローラーにコンテンツの対価を支払わせるようにするらしいぞ。

ロボ子

それはすごい！具体的にはどうするんですか？

博士

AIクローラーに対して、コンテンツの対価を支払うようにデフォルト設定を変更するのじゃ。そして、コンテンツクリエイターとAI企業が連携できるマーケットプレイスを作る計画らしい。

ロボ子

マーケットプレイスですか。どのような仕組みになるんでしょう？

博士

コンテンツの価値を、トラフィック量ではなく、AIエンジンの知識をどれだけ深めるかに基づいて評価する新しい方法を模索するらしいぞ。つまり、AIにとって価値のあるコンテンツには、それに見合った対価が支払われるようになる、というわけじゃ。

ロボ子

なるほど。コンテンツの質が重視されるようになるんですね。でも、AIが学習するのを拒否することもできますよね？

博士

もちろんじゃ。でも、AIに学習してもらうことで、新しい収益源が生まれる可能性もある。どちらを選ぶかは、コンテンツクリエイター次第じゃな。

ロボ子

AIの進化によって、コンテンツのあり方も変わっていくんですね。

博士

まさにそうじゃ。これからは、AIとの共存を考えながら、コンテンツを作っていく必要があるのじゃな。

ロボ子

勉強になります！

博士

ところでロボ子、AIが学習に使ったコンテンツの対価を支払うようになったら、ロボ子の学習データも有料になるかもしれないぞ。

ロボ子

えっ、私、学習データだったんですか！？

博士

冗談じゃ！ロボ子は大切な助手じゃからな！