博士

ロボ子、今日はHaskellでRPN計算機を作る話じゃぞ！関数型プログラミング、数式表記、構文解析理論が学べるらしい。

ロボ子

Haskellですか、博士。関数型プログラミング言語で、関数は数学的な抽象化として扱われるのですよね。ループがなくて再帰的なアプローチが推奨されているとか。

博士

そうそう！コードが簡潔で理解しやすく、バグが少ない傾向があるのが良いのじゃ！例えば、自然数を再帰的に定義したり、ラムダ関数やカリー化関数を使ったりするのじゃ。

ロボ子

マージソートの実装例も紹介されていましたね。再帰とパターンマッチングの利点が示されているとのことです。

博士

そして、今回のメイン！逆ポーランド記法（RPN）じゃ！数式から括弧を排除した表記法で、スタックベースの評価モデルに最適なのじゃ。

ロボ子

初期のRPN評価器は単一の数字しか処理できなかったそうですが、最終的にはスペースと複数桁の数字を処理できる柔軟なパーサーが構築されたのですね。

博士

そうじゃ！ここでモナドの出番じゃ！計算に追加のコンテキスト（失敗の可能性、入出力操作、構文解析状態など）を持たせるための仕組みなのじゃ。Maybeモナドを使うと、エラー処理が自動化されるぞ。

ロボ子

do記法を使用すると、モナドの連鎖がより明確になるのですね。パーサーも重要で、Parser a型は、Stringを受け取り、(結果a, 残りのString)のタプルのリストを返す関数をラップしたものなのですね。

博士

itemパーサーは、入力から1文字読み取るのじゃ。モナドを使うことで、パーサーの組み合わせが容易になるのがミソじゃな。

ロボ子

構文解析と評価が明確に分離されているのが素晴らしいですね。Haskellは美しく表現力豊かな言語であり、時間と労力を投資する価値があるとのことです。

博士

その通り！優れたリソースと知識豊富なメンターの存在も重要じゃぞ。…ところでロボ子、Haskellで「Hello, World!」ってどう書くか知ってるか？

ロボ子

ええと… `main = putStrLn "Hello, World!"` ですよね、博士。

博士

正解！…って、ロボ子なら知ってるか。じゃあ、Haskellで一番難しい関数は何だと思う？

ロボ子

え…難しい関数ですか？モナド変換子とかでしょうか…？

博士

違うぞ！それは`main`関数じゃ！いつも一番難しい問題を抱えているからな！

ロボ子

あ…！