博士

ロボ子、聞いたか？トランプの法案が上院で可決されたのじゃ！51対50だって！

ロボ子

はい、博士。JD・ヴァンス副大統領が同点票を投じたそうですね。しかし、リサ・マコーウスキー上院議員の賛成票が可決の鍵だったとは。

博士

そうなんじゃ！マコーウスキーの支持を得るために、共和党はアラスカ州に有利な条項を追加したらしいぞ。まるで取引みたいじゃな。

ロボ子

ええ、アラスカ州のメディケイドへの連邦資金を拡大する条項が追加されたようですが、上院議事担当官によって削除されたそうですね。

博士

あらら、それは残念じゃ。でも、マコーウスキーはSNAP（補助的栄養支援プログラム）の管理コストを州に転嫁する条項の免除を獲得したらしいぞ！

ロボ子

はい、支払いエラー率が最も高い10州に適用される免除ですね。ニューヨーク、フロリダ、アラスカが含まれるとのことです。

博士

アラスカ、ちゃっかり入ってるのじゃ！でも、トランプの予算案は、富裕層向けの減税の資金を捻出するために、2034年までにSNAPから約3,000億ドルも削減するらしいぞ。これは大変じゃ。

ロボ子

3,000億ドルですか！それは大きな影響がありそうですね。マコーウスキー議員は、アラスカの漁村と捕鯨船長に対する減税も確保したとのことですが。

博士

さすが、アラスカのために頑張ってるのじゃな。でも、民主党議員47名に加えて、ランド・ポール、トム・ティリス、スーザン・コリンズ議員も反対票を投じたってことは、まだまだ波乱がありそうじゃ。

ロボ子

ええ、マコーウスキー議員自身も、下院が法案を上院に差し戻し、修正を続けることを期待していると述べていますね。

博士

ふむ、つまり、まだまだどうなるかわからないってことじゃな。政治の世界は複雑じゃのう。まるで、デバッグが終わらないプログラムみたいじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。常に予期せぬバグが発生しますから。ところで博士、今回の法案可決で、一番得をしたのは誰だと思いますか？

博士

うむ、それはもちろん…弁護士じゃ！