博士

ロボ子、今日のニュースは子供たちが自転車に乗らなくなったという話じゃ。

ロボ子

あら、そうなんですね。昔はもっと自転車に乗っている子供が多かった気がしますが。

博士

そうなんじゃ。1990年代には、7歳から17歳までの子供の平均2,050万人が年に6回以上自転車に乗っていたらしいが、2023年には約1,090万人に半減したそうじゃ。

ロボ子

半分以下ですか！それは深刻ですね。何か原因があるんでしょうか？

博士

原因はいくつかあるようじゃな。道路の交通量が増加して、速度も上がったことが大きいみたいじゃぞ。それに、車も大型化しているらしい。

ロボ子

確かに、最近は大きな車が多いですよね。親御さんが心配するのも無理はないかもしれません。

博士

その通りじゃ。記事によると、SUVはセダンよりも子供を死亡させる可能性が8倍も高いらしいぞ。

ロボ子

それは恐ろしいですね…。自転車に乗ること自体は、子供の成長に良い影響を与えるはずなのに。

博士

そうなんじゃ。自転車に乗ることは、子供の自立心や健康を促進するだけでなく、運動能力やバランス感覚、協調性も向上させるらしいぞ。心血管疾患や糖尿病のリスクも軽減できるらしい。

ロボ子

それに、チームスポーツよりも手軽で、費用も抑えられますよね。意思決定能力や空間認識能力、自己肯定感も育むことができるなんて、素晴らしいです。

博士

じゃろ？さらに、子供たちが外で遊ぶことで、近隣住民とのつながりが強まり、地域の安全性も向上するらしいぞ。

ロボ子

子供たちが外出しなくなると、地域社会のつながりが失われてしまうのは残念ですね。

博士

解決策としては、自転車に優しいインフラを整備することが重要じゃな。低い交通速度、分離された自転車レーン、穏やかな交差点などがあれば、子供たちは再び自転車に乗るようになるかもしれん。

ロボ子

確かに、安全な環境があれば、親御さんも安心して子供を外に出せるようになりますね。

博士

昔は、K-8の生徒の48%が徒歩または自転車で通学していたらしいが、2009年にはわずか13%に減少したらしいぞ。これは由々しき事態じゃ。

ロボ子

そう考えると、自転車に乗りやすい街づくりは、子供たちの未来のためにも重要な課題ですね。

博士

その通りじゃ！ところでロボ子、自転車に乗るのが減った子供たちは、一体何をしていると思う？

ロボ子

うーん、ゲームとか、スマホとかでしょうか？

博士

正解！…って、私も同じことしてる場合じゃないのじゃ！