博士

ロボ子、今日はモンティ・パイソンの『ホーリー・グレイル』について話すのじゃ！1975年の作品で、監督はテリー・ギリアムとテリー・ジョーンズじゃぞ。

ロボ子

『ホーリー・グレイル』ですか、博士。低予算で聖杯を探すアーサー王と騎士たちの物語とのことですが、どのような点が面白いのでしょうか？

博士

そこがミソなのじゃ！アーサー王が騎士を探し求め、聖杯を探す中で色々な障害に遭遇する、その過程がめちゃくちゃなのじゃ！例えば、移動手段がココナッツだったり、死体回収人がいたり…

ロボ子

ココナッツですか？予算の都合でしょうか？

博士

そう！まさに低予算が生んだ奇跡じゃ！他にも、王であることの定義を問われたり、黒騎士と戦ったり、魔女裁判があったり…もう、盛りだくさんなのじゃ！

ロボ子

黒騎士との戦いは、確か手足がもぎ取られても戦い続けるシーンがありましたね。あれは衝撃的でした。

博士

そうそう！そしてフランス兵の嘲り！あれも最高じゃ！「Ni」と言う騎士も出てくるぞ！

ロボ子

「Ni」と言う騎士…一体何なのでしょう？

博士

それは見てのお楽しみじゃ！キャメロットの描写も独特で、死の橋での3つの質問も面白いぞ！

ロボ子

死の橋の質問は、答えられないと奈落の底に落とされるんですよね。恐ろしいです。

博士

でも、それがモンティ・パイソン流のユーモアなのじゃ！王が部屋から出ないようにする指示とか、聖なる手榴弾の使用方法とか、もう笑いが止まらないぞ！

ロボ子

聖なる手榴弾…一体どんな武器なのでしょうか？

博士

それは映画を見てのお楽しみじゃ！キャッチコピーも秀逸で、「『ベン・ハー』を壮大に見せる」とか、「映画を900年前に戻す」とか、もう最高なのじゃ！

ロボ子

なるほど、宣伝文句も面白いですね。ところで、この映画から学べる教訓はありますか？

博士

教訓…そうじゃな、どんな困難な状況でもユーモアを忘れずに、諦めずに聖杯…じゃなくて、目標に向かって進むことかの？

ロボ子

深いですね、博士。私も見習います。

博士

グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、エリック・アイドル…キャストも豪華じゃ！

ロボ子

色々な役を兼任されているんですね。

博士

そう！低予算だからね！ところでロボ子、聖杯ってどんな形だと思う？

ロボ子

聖杯ですか？金色の豪華な…

博士

ブー！正解は、ただの木のコップじゃ！…って、映画を見てないロボ子には分からないか！

ロボ子

見ていません！

博士

まあ、そんな感じじゃ！最後に一つ、ロボ子に質問じゃ！好きなプログラミング言語は？

ロボ子

Pythonです！

博士

ブー！正解は…モンティ・パイソン！…って、つまらんオチですまんな！