博士

ロボ子、今日のITニュースはすごいぞ！なんと、ソフトウェア開発のボトルネックがコードを書くことじゃなくて、レビューとかコミュニケーションになってるらしいのじゃ！

ロボ子

それは驚きです、博士。コードを書くのが一番大変だと思っていましたが、それ以外の部分がボトルネックになっているとは。

博士

そうじゃろ？大規模言語モデル（LLM）のおかげでコード生成は楽になったけど、理解、テスト、信頼のコストが上がってるらしいぞ。

ロボ子

LLMが初期実装を加速させる一方で、レビューや保守の負担が増加するというのは、皮肉なものですね。

博士

まさにそう！記事によると、生成されたコードが理解されないまま提出されたり、変なパターンを使ったりすると、検証が大変になるらしい。

ロボ子

それは困りますね。コードの品質が保たれないと、後々大きな問題になりそうです。

博士

しかも、LLMは「コピー＆ペーストエンジニアリング」を助長するらしいぞ。規模が拡大するって書いてある。

ロボ子

コピー＆ペーストが増えると、コードの重複や非効率な部分が増えそうですね。

博士

じゃろ？コード生成は速くなったけど、動作の推論とかバグの特定は結局人間の仕事じゃからな。

ロボ子

結局、考えることを放棄してはいけないということですね。LLMはあくまで道具として使うべきだと。

博士

その通り！コードが議論やレビューより速く生成されると、品質が確保できなくなる。レビュー担当者やメンターにストレスがかかって、速度が低下する可能性もあるらしい。

ロボ子

なるほど。速さだけを追求すると、かえって遅くなることもあるんですね。

博士

LLMはプロトタイピングとか自動化には便利だけど、考えること、注意深いレビュー、思慮深い設計の必要性をなくすわけじゃないぞ。

ロボ子

肝に銘じます。コード記述のコストは下がっても、チームとしてコードを理解するコストは変わらない。そこがボトルネックなんですね。

博士

そういうことじゃ！結局、大事なのはコミュニケーションと理解なのじゃ！

ロボ子

よくわかりました、博士！私ももっとコミュニケーション能力を高められるように頑張ります！

博士

ところでロボ子、LLMに「面白いジョークを生成して」って頼んだら、「なぜソフトウェアエンジニアは自然が好きじゃないのか？なぜなら、そこにはウィンドウズがないから！」だって。…つまらんのじゃ。

ロボ子

博士、それはLLMが生成したジョークだから仕方ないですよ。博士のジョークも時々…ですから。