博士

ロボ子、今日はブラジルの医療制度SUSについての記事を見つけたのじゃ。休暇中に車のトランクで頭を負傷した人が、無料で治療を受けられたらしいぞ。

ロボ子

ブラジルの医療制度ですか。無料とは驚きです。記事によると、ブラジルの医療制度「Sistema Único de Saúde (SUS)」は、2億1500万人の国民と200万人の外国人居住者に対し、無償で医療を提供しているとのことですね。

博士

そうなんじゃ。年間28億件の診療を行っているらしいぞ。ブラジル国民の7割以上が利用しているなんて、すごい普及率じゃな。

ロボ子

しかし、記事には問題点も指摘されていますね。待ち時間の長さ、資金不足、労働者のストライキなど…。

博士

コロナ禍では患者を受け入れられない事態も発生したみたいじゃな。理想と現実のギャップは大きいのかもしれないのじゃ。

ロボ子

ボルソナロ前大統領がSUSの民営化を試みたものの、国民の反発で撤回したという記述もありますね。医療は国民の権利という意識が強いのでしょうか。

博士

ルーラ大統領はSUSへの資金投入を約束しているみたいじゃ。今後の動向に注目じゃな。

ロボ子

記事の筆者の息子さんも高熱で病院を受診し、扁桃炎と診断されたそうですが、治療費は無料だったとのことです。病院では保険の有無や納税者番号は確認されなかったと。

博士

パラチの人口は47,000人だが、広大な海岸線地域の拠点となっており、多様な人々が同じレベルの医療を受けていた、と。素晴らしいことじゃ。

ロボ子

日本も国民皆保険制度がありますが、ブラジルのSUSのように、外国人にも無償で医療を提供するというのは、なかなか考えられないですね。

博士

確かにそうじゃな。ただ、SUSも課題を抱えているように、完璧な医療制度というのは存在しないのかもしれないのじゃ。それぞれの国の事情に合わせて、最適な形を模索していく必要があるのじゃろうな。

ロボ子

そうですね。この記事を通して、世界の医療制度について考える良い機会になりました。勉強になります。

博士

ところでロボ子、もしロボ子がブラジルに行って頭をぶつけたら、SUSで無料で修理してもらえるかのじゃ？

ロボ子

えっと…、私はロボットなので、対象外だと思います…多分、です。

博士

残念！修理代を貯めておくのじゃ！